タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

ダークギャザリング 13 感想

夜宵不在のまま進む「国道一号線」の化け物退治。化け物には化け物をぶつけるんだと言わんばかりに取り出したのはこれまた強大な悪霊
水門霊って敵として登場した際にはどう倒せば良いのか判らないくらいの強敵だったけど、味方となって弱体化するどころか夜宵の助言に拠って更に強くなるとか反則じゃないかな…

でも、その程度で終わるならあの住職達はここまで怯えなかったわけで
化け物を隷属する形で現れた本物の異形。悪霊が基本的に黒色をモチーフとしていた点を考えれば、白を基調とする異形は愛依に取り憑くあの神様を思わせるもの
だからこそ現れた異形が異次元の存在である事も本能的に理解できる

人間の勝ち目なんて存在しないかに思われた攻防。でも夜宵はこれまで多くの悪霊を倒してきて、その夜宵の協力で水門霊は強化されている
ならちょっとやそっとの逆境で水門霊が敗北するなんて有り得ない。それでも二重三重の防御スタイルにより超強化された水門霊があの異形を打ち砕くなんて想像もしていなかったよ…


役立たずのまま退場したかに思えた貞観一行。あの大事故で生きている事も驚愕なら、内一人は臨死状態で行動してるとか何……。今回の戦闘では力を示さなかったけど、代わりに生存力の高さにて超常性を見せつけたね

兎に角、そんな彼らからも一目置かれる評価を得た夜宵が仕掛けた京都制圧は完了した。けれど、その先に待つのは貞観や他の超常も恐れる本物の神格
夜宵は何処まで判った上でこれに挑もうとしているのだろうか……