タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

葬送のフリーレン 第1話~第4話感想

第1話冒険の終わり 原作既読。流石に1話単位で感想を上げるのは手間なので一纏めに 魔王を倒した後から始まる物語。人間にとっては時代の転換点と言える程であり、ヒンメル達にとって永遠とも言える10年。けど長命のフリーレンには「たった10年」で些細な話…

AIの遺電子 第12話感想

第12話旅立ち 最終回はAIやヒューマノイドがどうのという話ではなく、単純に人と人の繋がりを問う話になったような須藤が探し求めるのは母のコピー。それは前回のリサとトゥー・フィーで示されたように母とは別人、須藤とは他人それでも須藤が探すと言うなら…

贄姫と獣の王 第24話感想

第24話妃と王国の未来 血筋に基づく正当性にこだわるセト、想いに立脚する正当性を掲げるレオだからレオは玉座に座れなくても王者として国を先導出来るのに対し、セトは自らが王の血を引いていない程度で絶望するでもセトが手に入らなかったのは全くの別物。…

スパイ教室 2nd season #24感想

#24File 《花園》のリリィ ティアの話とリリィの話の温度差が有り過ぎて…でも辛いティアの過去を受け止めているのがリリィがリーダーを務める『灯』なのだと思えば、別の意味で組み合わせが良かったと言えるのかな(笑)リリィは疑惑を誇る、ティアは疑惑に悩…

白聖女と黒牧師 第12話感想

第12話ふたりのかたち 恋愛が判らないあまり家族すら判らなくなるローレンには苦笑してしまうけど、そもそも彼は親しい者との関係にどのような名を付けるかという点を悩み続けた人間だったのかもしれないと思えたよだからこそ、恋愛を求めながらも家族だと受…

葬送のフリーレン (11) 感想

葬送のフリーレン(11) (少年サンデーコミックス) 作者:山田鐘人,アベツカサ 小学館 Amazon 仲間達の時間稼ぎにより遂に突破口を見出したフリーレンは頼もしい。…けど、だからってあっという間にマハトを倒せるというわけではない点は敵が強大な存在なの…

満潮に乗って 感想

満潮に乗って (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,恩地 三保子 早川書房 Amazon 推理小説においてワクワク出来る舞台装置は色々有るけれど、その一つとして挙げられるのは本作が扱う「大富豪の遺産を巡る殺人」だろうね大富豪ゴードン・クロード…

ダークギャザリング 第12話感想

第12話H城址・卒業生 夜宵生存は予告でネタバレされたのは仕方ないとして、本格攻勢を仕掛けるH城址の霊に対して、夜宵も卒業生を繰り出す流れは大バトル感が有って良いねまた、その中で無力に過ぎない螢多朗にも見せ場があったのは好印象 夜宵を模した悪霊…

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第12話感想

第12話伝えたい 途切れていた関係が修復された二人が目指すは次の関係洞窟で不能へ舞い戻ったのはルディにとってキツい流れだが、それによって問題をシルフィも共有できる構図にサラと違い、シルフィは不能に直面してもルディを非難しなかった。この時点でシ…

ホリミヤ -piece- page.13感想

page.13卒業 欠片達の物語も遂に最終回、けど立ち上がりに特別感は無くいつも通りお寝坊な彼女の髪を弄っていつもと違う髪型に。それが結果的に友達に受けて好印象ってなんだか青春模様に満ちているそして、その構図がラストに繋がるのだから良いね 些細な力…

異世界おじさん 10 感想

異世界おじさん 10 (MFC) 作者:殆ど死んでいる KADOKAWA Amazon おじさんの何とも言えない表情、想像の斜め下を余裕でぶっ飛んでいく真相に笑ってしまったよ。あれは予想できないって(笑) さておき、おじさんと翠による全力バトルは緊迫感有るものになった…

蒼穹のファフナー THE BEYOND 第十二話感想

第十二話蒼穹の彼方 互いに滅ぼし合うしか、犠牲を重ね合うしか無いと思われた人類とフェストゥム。それが総士と美羽によって祝福を誰しもに分け与え誰も知らなかった未来に辿り着けたという事なのかな…『蒼穹のファフナー』という作品がこれ程までの完全無…

AIの遺電子 第11話感想

第11話トゥー・フィー ヒューマノイド故に調整した誕生が可能だし、生誕後も調整可能という事か。子の調整の主体が大人である以上、子は大人の勝手に拠り人生が様変わりするリサとトゥー・フィーという同じ脳紋を持つ二人の人生が全く異なるものになったよう…

スパイ教室 2nd season #23感想

#23MISSION 《夢語》Ⅳ 働き蟻にとって王と言えるティアと紫蟻は対立する存在。けど、どちらも直接的な戦闘力は無いから、互いには言葉で、そして働き蟻に対しては支配力で勝負する事になるけど、王は他にも居たわけだ。紅炉も働き蟻に噂という支配を残した。…

贄姫と獣の王 第23話感想

第23話神官長と王の真実 遂に明かされたレオ出生の秘密、歪な経緯があったとしてもレオが間違って生まれてきた訳では無く、レオが正しく人と魔族の血を引いているとも判るもの 人と魔族が混ざったレオの姿に間違いがないと言えるなら、生まれで身分を分けよ…

白聖女と黒牧師 第11話感想

第11話ふたりの出会い 牧師と聖女ではない時間を旅行先で得て、久々に二人の時間を過ごしても変わらない二人の距離その理由は出逢った時からローレンは牧師でセシリアは聖女だったという点も関係しているのだろうなと思えるEPだったよ。それだけに屋根裏部屋…

ココロのプログラム 3 感想

ココロのプログラム 3 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:中村ひなた 集英社 Amazon うあ、あの流れから愛と九は交際開始したのか、ちょい驚き愛はそれまでのイメージの積み重ねにより準備はできていた。でも不意の告白に九の側は準備なんて出来ていなかった…

ゆびさきと恋々(9) 感想

ゆびさきと恋々(9) (KC デザート) 作者:森下 suu 講談社 Amazon 上手く事が運んだ糸瀬家訪問、雪と逸臣の仲が認められたなら次は同棲を実行に移す…のだけど、逸臣の行動テンポはっやいなぁ(笑) いや、ちんたら進めるよりテキパキやった方が良いに決まってい…

ココロのプログラム 2 感想

ココロのプログラム 2 (ジャンプコミックス) 作者:中村 ひなた 集英社 Amazon 新たにいちこの友だちとなったロボット・ネオはいちこと方向性の異なるタイプだね。いちこが違和感なく日常生活に溶け込めるタイプなら、ネオは何処にも溶け込めず浮遊し続けるタ…

妄想先生 3 感想

妄想先生 3 (バンチコミックス) 作者:ゆずチリ 新潮社 Amazon 新キャラ・エミリが登場する今巻、別に彼女は性的な要素に興味を抱いているわけじゃないけど、エミリは外国育ち故にコミュニケーションが正しく通じない場面が有るなら、これまでも過激な勘違い…

ダークギャザリング 第11話感想

第11話H城址・危険度S 心霊スポット巡りでもオカルトに巻き込まれたわけでもなく、自ら悪霊の居城へ乗り込む今回いわば自分達は攻城側で相手は籠城側。だから生半可な覚悟や準備では太刀打ちできないのは当然何も出来ぬ内に追い込まれる様子はホラー感たっぷ…

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第11話感想

第11話あなたへ ルディとしては不能治療の手掛かりを得た段階。けどフィッツとしてはいよいよ正体を明かさねばと追い込まれた段階フィッツ視点で進行する事で淡い恋物語の様相を守れているね子供時代から続きながら一旦途切れてしまった二人の関係。それがよ…

微熱空間 5 感想

微熱空間 5 (楽園コミックス) 作者:蒼樹うめ 白泉社 Amazon 果たして直耶と亜麻音は一線を越えてしまったのか?事実としてはそれを示している。でも当事者が認めなければ越えた事にはならない詭弁のような嘘の防壁のような…。そんな危うい線上にいる直耶と亜…

ホリミヤ -piece- page.12感想

page.12堀家 おお、堀両親の学生時代だ欠片達の物語だから描ける過去の掌編。あれだけだと短すぎるが、現代の堀家を繋げ描く事であの掌編が活きているように思えるね京介と百合子の出会いが根底にある堀家は今も変わらず愛が満ちている 堀や宮村、学校の話が…

ささやくように恋を唄う(8) 感想

ささやくように恋を唄う(8) (百合姫コミックス) 作者:竹嶋 えく 一迅社 Amazon 幾つもの秘密を隠し持つ志保がそれでも隠したかった最後の秘密、それは志保の純情に関わるものであると同時に今の冷たさを併せ持つ志保を形作るもの 学生バンドに馴染めず集団…

バツハレ 4 感想

バツハレ 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:稲葉みのり 集英社 Amazon 会社の同僚が集う旅行中に隠れて密会するだなんて背徳感の有る冒頭、少し話すだけのつもりが徐々に燃え上がり本番に直行してしまう和光とくるみの様子は恋人感があって良いねち…

AIの遺電子 第10話感想

第10話来るべき世界 社会を支配する超高度AIに疑問を呈するEP超高度AIの運用は信頼に拠って成り立っている為に人々は無意識的に超高度AIを信じている。AIなら間違いないと考えている逆に言えばAIに歯向かう者は社会のはみ出し者になる。それがテツヤや勅使河…

蒼穹のファフナー THE BEYOND 第十一話感想

第十一話英雄、二人 事前の想定と異なる展開だったけど、その相違が今回のサブタイトルに深い意味を持たせているようなEXODUSでは絶望的な戦場に降り立ち全てを一変させた一騎と総士を『英雄』と呼んだ。今回は犠牲を受け容れた一騎と犠牲を否定する総士とい…

スパイ教室 2nd season #22感想

#22MISSION 《夢語》Ⅲ 分断されても連携により働き蟻を撃破する『灯』に襲いかかる新たな働き蟻。守るより攻めが得意な彼女らを攻め尽くす無限の敵終わらない敵の嵐は一方で働き蟻にとっても無限の苦痛の嵐に居るのだと判るだからこそ倒すべき敵は働き蟻では…

贄姫と獣の王 第22話感想

第22話逃亡と法官の野望 王の正体が国民に分かってしまった事で生じる国の分断は人々すら分けてしまうもの。魔族と人間の血を引くレオが推し進めた人との融和が全く異なる意味に変わった状況。それは人々に何を信じ、何を受け容れるかを問い掛けるものになっ…