タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season 第9話感想

第9話最高の法は、最大の不正を生み出す。 初の退学者が出た為に雰囲気が極端に悪くなった状態だというのに、厄介な理事長代理はやってくるし退学者が出る試験は始まるしと散々な状況。ならクラス内における人心掌握が重要になってくる筈なのに掘北は退学者…

戦国妖狐 #8感想

#8魔剣士 物言わぬ岩石となってしまった灼岩はもはや語り合える友でなくなってしまった。たま一行も語り合いの言葉少ない状態に仲間と話せなくなってしまった真介は魔剣との対話が却って進むというのは皮肉な構図。また、その構図は真介が本当に戦わなければ…

ゆびさきと恋々 Sign.8感想

Sign.8一歩を そこまで物語に絡んでいた訳でもない心の片思いをここまで丁寧に描いてくれるなんて……!逸臣、心、エマの三人で紡いできた曖昧な関係は心が我慢する事で成立していたようなもの。なら逸臣に彼女が出来て我慢せずとも良くなったとしたら…それで…

薬屋のひとりごと 第20話感想

第20話曼荼羅華 衝撃的なEPの後に続くは事件の整理と次のEPへの繋ぎか猫猫の口から語られる事故のような事件に関する推理は真相に限りなく近い憶測だけれど、一つ一つの事実から確信できる真相ではあるまた、事件は壬氏の正体に繋がる憶測も導けるのだけど、…

葬送のフリーレン 第24話感想

第24話完璧な複製体 各魔法使いの前に立ち塞がる複製体に対し攻略法を探る様子が様々な方向性から描かれたね偽物は心無き複製に見えるが、もし心が有るなら攻略の糸口も有る。でも心が無いなら別の手段が必要となるそうした探求の一方で自分達側の心も探って…

ぼっちの僕に強制彼女がやってきた 4 感想

ぼっちの僕に強制彼女がやってきた 4巻 (トレイルコミックス) 作者:栗ののか 芳文社 Amazon 色々と性格も好みも行動パターンも異なるけど、意外と良好な関係を築けていた周平と亜沙乃肝試しの場面においてもこの二人ならではの空気感を醸し出せていたし、梨…

勇気爆発バーンブレイバーン 第7話感想

第7話どうするイサミ!こんな時、イサミならどうするんだ! 強敵が2体も居る為に分散せざるを得ない戦力。ここでスミスが対スペルビアの陣頭に立つなんてねこれまではブレイバーンに頼りきりだったが、誰だって己の力で戦わなくてはならない時が来る2人目の…

弱キャラ友崎くん 2nd STAGE Lv.8感想

Lv.8他種族の住む村は主人公だけじゃ入れなかったりする 課題が落ち着いた事で前面に出てくるは友崎は誰と付き合いたいかという難題。それが為に人を好くとは人から好かれるとは?という点を生真面目に考える回ともなったね 水沢は割り切っている人から好か…

戦国妖狐 #7感想

#7火岩と芍薬 原作を読んだ時は大層衝撃を受けたものだけどアニメはその衝撃を更に2倍3倍にしてくれたね…人と闇、両方の素質を持つ灼岩が新たな命を守る為に見せた決死の行動には命の強さが極限まで詰まっているから途轍もない衝撃を皆に与えてくれるでもそ…

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season 第8話感想

第8話過去を顧みぬ者はそれを繰り返し、裁かれる。 覚悟を手にした者とそうでなかった者の差が悲劇的に描かれた回となったね山内はヘイトを溜めるような言動ばかりしていた。また掘北に追い詰められた局面でも言い逃ればかり。彼は退学への覚悟が全く出来て…

妄想先生 4 感想

妄想先生 4 (バンチコミックス) 作者:ゆずチリ 新潮社 Amazon 初登場時点でインパクト充分だったひねり。そんな彼女が話に絡んでくればカオスの度合いは高まるわけでエミリの存在は色咲に様々な勘違いと妄想を齎したけど、色咲とは違った意味で妄想逞しいひ…

くらいあの子としたいこと 4 感想

くらいあの子としたいこと 4 (ドラゴンコミックスエイジ) 作者:碇 マナツ KADOKAWA Amazon 蓮と透子の関係が周知され始めた事で二人の間の空気感が少しずつ揺らぎ始めたのは面白いね 二人は普通に学級委員をしているだけでそれ以上はあまり意識していないか…

ゆびさきと恋々 Sign.7感想

Sign.7Let me introduce you to my girlfriend 逸臣の影響で新たな世界へ踏み出す雪の姿は眩しいね彼の世界に追い付きたい。その為には彼の世界に入れる人間になりたい逸臣を好いているから雪は新たな行動を起こせて、雪を好いているから逸臣は彼女を懐深く…

薬屋のひとりごと 第19話感想

第19話偶然か必然か 事件か事故か判然としない事柄を積み重ね必然とする陰謀何の気無しに見遣れば偶然にしか思えず、疑いの目で見遣れば長大な計画が思い浮かぶ聡明な猫猫だから見抜けたそれは一方で何を信条とするか、何を答えとするかを明らかにする事件と…

勇気爆発バーンブレイバーン 第6話感想

第6話絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ! サブタイトルにもなっているブレイバーンの自信はあまりにも無根拠で信じられない類。でも壊滅した日本を救いに行くストーリーにおいては彼の気持ち良い自信満々さは逆に頼りになる闇を手探りで…

葬送のフリーレン 第23話感想

第23話迷宮攻略 迷宮の友に何を連れて行くべきか?己以外を頼りにしない者、信頼できる仲間を連れて行く者。デンケンは兎に角協力者を集めようとしたタイプだね対しフリーレンが選んだのはどれでもなく楽しさこそ迷宮攻略の醍醐味だという精神。とても遊び心…

弱キャラ友崎くん 2nd STAGE Lv.7感想

Lv.7妖精が住む森にはだいたい大切なアイテムが落ちている シリーズ当初のようなキョドり方を見せる友崎の姿は何とも落ち着かない気持ちにさせるけど、これまでより一段階スケールアップした積極性を見せる彼に期待してしまう部分もあるねインスタに文化祭実…

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season 第7話感想

第7話人は自らの本質と向き合うのを避けるためなら、どんな愚かな行いにも手を染めてしまう 必ず誰かが退学する悲惨な結果しか成立しないクラス内投票はそれと向き合う事を各生徒に忌避させるものとなっているねだから安易に互いに投票し合おうとするし、誰…

戦国妖狐 #6感想

#6ふこう 今回は不変を求める心に闇が関わると起きる光景を異なるアプローチで描いた回と言えるのかな道錬自身は不変を求めているわけではないが、彼が纏う豪放磊落さは猩々との仲に不変の雰囲気を気持ちよく漂わせる対して、人の望みから生まれたふこうが描…

神さまがまちガえる(4) 感想

神さまがまちガえる(4) (電撃コミックスNEXT) 作者:仲谷 鳰 KADOKAWA Amazon 第1話から皆一緒に過ごしていて、それがあまりにも当たり前の光景だったシェアハウス。でも何事にも始まりが有るもので円子が最初の入居者だったとは済む部屋を決められず流れ…

勇気爆発バーンブレイバーン 第5話感想

第5話それはきっと、私には出来ないことだろう 第2話以降、主人公のメンタルケアがずっと行われていると考えると凄い話だけど、それだけイサミが陥った状況は過酷と言えるわけで彼のフォローはまだまだ必要。でも彼にすべきケアを十全に理解できる者なんて居…

神さま学校の落ちこぼれ 7 感想

神さま学校の落ちこぼれ 7 (花とゆめコミックス) 作者:赤瓦もどむ,日向夏,星海社 白泉社 Amazon 怪しさを指摘された事で突如牙を現したガランの豹変ぶりが恐ろしい…これまでが一応はナギの善き先生として道を示してくれていただけにそのギャップにはショック…

ゆびさきと恋々 Sign.6感想

Sign.6ずっと見ていたいって思ってた 今更言及する事でも無いけど、二人は用いる言葉が違う。でも、雪は口を読めるし逸臣は手話を覚え始めた。それでも完全に言葉の遣り取りが出来るわけじゃなくて相手が何を伝えたいかは判る。でも、もっと確かな言葉で伝え…

薬屋のひとりごと 第18話感想

第18話羅漢 誘導されているかのように猫猫の正体に迫ってしまう壬氏と本作。勿論誘導しているのは羅漢であり、彼の正体も気に掛かる作りとなっていたが…疑問の答えは推測や問答を重ねれば見えてくるもの。でも、答えに迫る行為そのものが猫猫の不快感を催し…

スリーピング・マーダー 感想

スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー 早川書房 Amazon 眠れる獅子を起こすと厄介な事になる。それは誰もが胸に留めるべき教訓なのだけど、本作で起こしてしまうのは殺人誰も殺人と思わなかったワンシーンが一…

ボールパークでつかまえて!(12) 感想

ボールパークでつかまえて!(12) (モーニング KC) 作者:須賀 達郎 講談社 Amazon 球団に集う人々が紹介されるにつれ登場人物も増えてきた事もあってか、裏方の人間を紹介してくれるのは本作ならではの魅力野球に詳しくないが為に打撃投手やらその捕手がいると…

葬送のフリーレン 第22話感想

第22話次からは敵同士 敵だった者達も味方だった者達も混ざり合い休息する今回そこには次試験への恐れが薄いから、穏やかな日常が繰り広げられる。だからフェルンのご機嫌取りがちょっとしたスパイスある展開となるし、食事へ向かう風景も心通わせる描写とし…

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season 第6話感想

第6話悪を行うよりも、その悪に傷つけられる方が良い。 これまでが攻略法の存在する試験なら、今度のクラス内投票は完全勝利の存在しない理不尽な試験だねルールなら理不尽は仕方ないかもしれない。けど坂柳が言うにはこの理不尽は意図を伴い作られたもの。…

弱キャラ友崎くん 2nd STAGE Lv.6感想

Lv.6大きなイベントの裏にはそれぞれの思惑がある 前回にて日南が見せた異質さを引き摺る今回はそれもあってかどうにも日南に疑念の目を向けてしまうねアタファミは彼女らしい振る舞いなのに、対紺野では全く異なる姿だったそれは友崎の知らない側面が日南に…

戦国妖狐 #5感想

#5氷岩 今回は幾つかの共生が見られた回だったね真介は敵として登場した雷堂や丸太の闇とも親しくなり始めている。また、雷堂も力を失った事で迅火達の味方かのように振る舞っている見方が変わった事で異なる立場の者と共生できるようになった。それは本作の…