タカツテムの徒然雑記

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ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season 第8話感想

第8話過去を顧みぬ者はそれを繰り返し、裁かれる。

覚悟を手にした者とそうでなかった者の差が悲劇的に描かれた回となったね
山内はヘイトを溜めるような言動ばかりしていた。また掘北に追い詰められた局面でも言い逃ればかり。彼は退学への覚悟が全く出来ていなかった事が判る。それがあの見事なまでの醜態にまざまざと現れていたよ

堀北が退学の基準としたのはクラスへの貢献度。それが低く、また裏切りにまで発展していたから山内は槍玉に挙げられた。そのような基準相手では覚悟を持たず試験に挑んでしまった山内は跳ね返せない
他クラスの似たようなものかな?真鍋も戸塚も退学への覚悟なんて出来ていなかった。だからこそ何の対策もできず堕ちてしまった

別の覚悟を見せたのが伊吹達となるのかな?
伊吹と石崎は綾小路に一杯食わされた人間。また、龍園を尊敬していたわけでもない。それでもAクラスに上がる為に龍園を守り綾小路を頼る覚悟を固めた
その覚悟はクラスの為に自身を犠牲にする覚悟を決めていた一之瀬をも救う事になるわけだ

一方で覚悟を超越した場所に居る綾小路は凄まじいね
綾小路は目立った行動は何もしなかったけれど、全てを高みから見下ろすような姿勢のままで称賛票1位になって勝ち抜くという驚きの結果
彼が別次元の存在であると衆目に晒す形となったかのよう
退学者を自らの意志で決めた今回の試験は人間関係を大きく変えるものになりそうだ