タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

魔王都市: -空白の玉座と七柱の偽王- 感想

魔王都市 ー空白の玉座と七柱の偽王ー (ガガガ文庫) 作者:ロケット商会 小学館 Amazon 混沌と形容するのが最適と思える街を舞台に繰り広げられるは勇者と魔王が作り上げた脆弱な平和を巡る陰謀ですか勇者の娘アルサリサは父への反発から法に基づいた正義の証…

ダークギャザリング 第17話感想

第17話受胎告知の家 事前情報の時点で嫌悪感を覚えずに居られなかった受胎告知の家、噂に違わぬというか噂以上におぞましい家でしたね…訪問者を儀式のため犠牲にする。明確に人の意志が伴うそれは容赦無いからこそ、少しの油断も許さない。それが尚更に恐怖…

HGに恋するふたり(7) 感想

HGに恋するふたり(7) (角川コミックス・エース) 作者:工藤 マコト KADOKAWA Amazon 進路関係で突然妙な雰囲気を醸し出した宇宙、どうやら問題の根は案外深いようで…というか、これ他人がとやかく言える次元じゃなくない…?完全に家庭内の問題じゃん…… それで…

アイドルマスター ミリオンライブ! 第4話感想

第4話原っぱライブ はじめます!? これだけ人数揃えたら色物も混じるものだけど、ミリは色物タイプが多すぎないかな(笑)それぞれに特徴が有るという事はそれぞれのやりたい事も異なるという意味であり異なる色を誰がどのように纏め上げるのかという点が問われ…

薬屋のひとりごと 第4話感想

第4話恫喝 漫画版読んだ時は程々な印象のEPだったけど、コンテの力か途轍もなく良いお話に化けたように思えたよ梨花妃の身に起きたのはおしろいに始まる予後不良。正しい知識の下で正しい看病をすれば問題なかった筈の事案。けれど妃として彼女を飾り付けね…

球詠 14 感想

球詠 14 (まんがタイムKR フォワードコミックス) 作者:マウンテンプクイチ 芳文社 Amazon 8・9巻で行われた合宿では練習試合の方に重きが置かれていたとはいえ、何処か緩さが有ったと考えると今巻の合宿はかなりキツイものであったと判るねしかも、短期的…

葬送のフリーレン 第8話感想

第8話葬送のフリーレン 前回は魔族の異質さを描いた。そして今回は魔族と人間の違いを描いたような魔族が言葉を話すのは獲物を狩るため。つまり魔族にとって人間なんて食べ物でしか無い。だから相手が何をしてくるかなんて考えない相手への無関心且つ無理解…

ぐらんぶる(21) 感想

ぐらんぶる(21) (アフタヌーンKC) 作者:吉岡 公威 講談社 Amazon 水着を着て海に行って、帰り用の下着を忘れていた事に気付くなんてベタベタを通り越してちょっと年齢的に不味いんじゃないかという驚きのエピソードを披露した愛菜ラブコメ的に美味しい目に遭…

魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール 第16話感想

第16話Needs must when the devil drives.Ⅱ カレッジに入ってから様々に行われてきたコミュニケーション。今回はそれを深く突き詰める回となったね賑やかさが消えた夜は相手しか見えないと思うからこそ相手の言葉に耳を傾ける背景となるコミュニケーション方…

ウマ娘 プリティーダービー Season 3 第4話感想

第4話あたしだけの輝き これまで主役を張ってきたウマ娘達が大事な場面で栄光を掴んできたものだから忘れそうになるけど、本来レースというのは簡単にトップを取れるものじゃないんだよねその傾向が強く現れたのがキタサンというわけかな彼女はテイオーに憧…

ダークギャザリング 第16話感想

第16話物件 箸休め的な雰囲気の為か螢多朗は危険な目に遭わないし夜宵も悪霊をぶっ飛ばさない。代わりに描かれたのは詠子のオカルトとの向き合い方恐怖を愛する螢多朗を愛する自分。そんな第三者的な立場でオカルトを楽しんでいた己とて恐怖好きなのだと認識…

薬屋のひとりごと 第1~3話感想

第1話~第3話 ガンガンのコミックスは既読攫われた立場で後宮で目指す栄光も無い猫猫は事なかれ主義そんな彼女が薬師の性によって後宮の後ろ暗い面に関わりつつも、そこへ彼女の知識と推理力が光を投げ入れる様は爽快の一言 一方で彼女は影に隠れたかった人…

アイドルマスター ミリオンライブ! 第3話感想

第3話きらめく世界!私たちのシアター! デレアニの時も癖の強いアイドルが多いと思ったけど、ミリはそれ以上だなぁ…(笑)ただ、それは多人数のアイドルの中で埋もれないよう自我を主張しているように思えるし、同時にステージへと逸る気持ちが表に出てしまっ…

であいもん (16) 感想

であいもん(16) (角川コミックス・エース) 作者:浅野りん KADOKAWA Amazon 中学って小学校とは雲泥の差くらいに先輩後輩が意識され始める環境なわけだけど、文化祭というイベントを通し、もうすぐ引退してしまう3年生の苦労を少しでも軽減しようと無理に頑張…

葬送のフリーレン 第7話感想

第7話おとぎ話のようなもの 千年前を生きたフランメを語るのは偽物の魔導書だけ。フリーレンが覚えているだけでは世に残らない。でも、銅像等の物があれば人よりも長く世に残る。代わりにその人が居たと教えてくれるそう踏まえると自分より遥かに永きを生き…

ヘラクレスの冒険 感想

ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティ 早川書房 Amazon 短編集だけど、そこに「ヘラクレスの難業」というテーマが加わる事でそれぞれ別の事件がひと繋がりであるように感じられるねまた、あくまでも難業であり難事件に…

魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール 第15話感想

第15話Needs must when the devil drives.Ⅰ 限定された空間は望むと望まざるに関わらず、学生達に会話をさせるものになっているね。でも会話が増えたからって、相手の心のパズルが解けるわけじゃないからそれが衝突の原因になったりする。その点はリアンが判…

ウマ娘 プリティーダービー Season 3 第3話感想

第3話夢は終わらない キタサンが敗北の苦しみから復活してから挑む有馬そこへ立ちはだかるゴールドシップは良い意味でキタサンの先を行く存在だったようなキタサンは商店街の人々から愛される賑やかな存在。けどゴルシはそれ以上に競馬を愛する人々から愛さ…

7人の眠り姫(1) 感想

7人の眠り姫(1) (アフタヌーンKC) 作者:Fiok Lee 講談社 Amazon 導入こそ『眠れる森の美女』っぽいけど、その後は割りとストレートにハーレム物っぽい展開になるのね というか、呪いで30年間も国中の人々が眠らされていたというトンデモ状況が背景にあるけど…

ダークギャザリング 第15話感想

第15話旧旧Fトンネル 壁一面に顔の皮が貼られているとかかなりのトラウマ映像……また、旧Fトンネルの悪霊も恐ろしい。入り込んだ螢多朗達を囚えて離さない恐怖の檻。それは先に囚われていた者達をも悪霊にさせてしまうものだからこそ、これを打ち破るには別の…

薬屋のひとりごと(12) 感想

薬屋のひとりごと 12巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス) 作者:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス),ねこクラゲ,七緒一綺,しのとうこ スクウェア・エニックス Amazon 今巻はいつにも増して正体の見えない話が多かった印象けど、謎の中心に居る…

アイドルマスター ミリオンライブ! 第2話感想

第2話夢のとびらはオーディション 二人でアイドルを目指し始めた未来と静香。では具体的に何を目指しているの?という点を静香の苦悩を中心に描いていたねアイドルというジャンルを目指していても、アイドルとして何を表現すべきかまで定められてはいないそ…

未確認で進行形 (15) 感想

未確認で進行形: 15【カラーイラスト特典付】 (REXコミックス) 作者:荒井 チェリー 一迅社 Amazon これまでも白夜が小紅を驚かせるようなギャップを見せたシーンは多々有ったけど、14ページ辺りのアレは中々のインパクトが有ったんなぁ(笑)普段は口数が少な…

葬送のフリーレン 第6話感想

第6話村の英雄 臆病者シュタルク、彼は竜と戦う気なんて起こせないが、だからこそ竜の近くに住む村人の怯えも判る。その繋がりで言えば前回竜から逃げたフェルンだってその恐怖は判るけどフェルンは恐怖を抜け出す時に発揮すべき覚悟も知っている。それは動…

魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール 第14話感想

第14話Nothing venture, nothing have.Ⅱ 閉じられたカレッジにおける生徒達の遣り取りは何処か距離感が近いものに成り、普段は突っ込めない部分も触れられるようにだからって人の心が開かれているわけではないから、相手の深い場所は知れないまま。本来は相…

この青春にはウラがある!2 感想

この青春にはウラがある!2 (電撃文庫) 作者:岸本 和葉 KADOKAWA Amazon 第1巻にてルミが夏彦への想いを露わにした為か今巻はルミとひよりの間で火花飛び交う展開が多く見られたねルミは既に夏彦に告げているから全力全開で彼を落としに来ている。対するひ…

ウマ娘 プリティーダービー Season 3 第2話感想

第2話スタートライン 小さい頃は天真爛漫だった子が現実を知って曇る様子って本当に胸に来るものがある……テイオーに憧れるばかりだったキタサンが理解されられた憧れに届かない無力感、それは余りに辛く血反吐のような悔しさなんだろうな…… キタサンに有った…

恋文と13歳の女優 2 感想

恋文と13歳の女優 2 (芳文社コミックス/FUZコミックス) 作者:じゃが 芳文社 Amazon 第1巻よりモノローグが増えたのか、一色と文乃双方の心情がより判りやすくなった印象そうして見えたのは互いに相手を過大評価しているという点かな一色は文乃が女優…

カリブ海の秘密 感想

カリブ海の秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ クリスティー 早川書房 Amazon 療養のためセント・メアリ・ミード村を離れて遥か彼方の西インド諸島を訪れたミス・マープル。そこは最早リゾートだからセント・メアリ・ミードのような人間関係…

恋文と13歳の女優 1 感想

恋文と13歳の女優 1 (芳文社コミックス/FUZコミックス) 作者:じゃが 芳文社 Amazon 文乃は何とも底が知れない少女だね一色を前にした時の恋する少女の振る舞いはそのままの意味を勘ぐらせる。でも、一色と文乃は出逢ったばかりだしそもそも仕事上の関…