タカツテムの徒然雑記

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薬屋のひとりごと 第4話感想

第4話恫喝

漫画版読んだ時は程々な印象のEPだったけど、コンテの力か途轍もなく良いお話に化けたように思えたよ
梨花妃の身に起きたのはおしろいに始まる予後不良。正しい知識の下で正しい看病をすれば問題なかった筈の事案。けれど妃として彼女を飾り付けねばという高慢さが彼女を追い詰めたわけだ

帝の勅命を受けた猫猫は特別な立場の筈。けれど梨花妃の侍女達は猫猫の身分だけを見て彼女を遠ざける
位の上下が猫猫に思うような治療をさせない。高位の御方から寄越されたのに女が集う水晶宮は別の位が跋扈し、それが梨花妃と猫猫を近づけさせない
だからこそ、イケメン壬氏がその位に罅を入れられるんだろうけど(笑)

一時的な位を手にした猫猫が知る真実は位の上下を一変させるね
猫猫は薬屋として患者の上に位置するから梨花妃だけでなく侍女すら動かせる
他方で全ての患者の下に位置するのが薬屋と言えるから彼女を助ける為に我が身を追い詰める程に彼女の面倒を看る

それでも生きるかどうかは患者次第。きっかけの言葉を得たとはいえ、あの容態から快復できたのは梨花妃が生来持つ強さによるものなんだろうな
次の課題は妃として得るべき帝の寵愛。ここでも猫猫は面白いアドバイスを。玉葉妃に偏っていた寵愛の位を梨花妃に揺り戻す逆転の秘策
下世話だけど、ああいった環境だからこそ有効なんだろうなぁ(笑)