タカツテムの徒然雑記

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 #4感想

#4河を渡って木立を抜けて

前回のスパイ騒ぎに関してバーニィは叱責されるけどアルは不問となるのは当たり前なんだけど驚きだったり
サイクロプス隊はアルを戦争に利用しつつも最低限、子供としての線引きをしているようで。逆に若造扱いだったバーニィは大人扱いされている
アルは戦争に関わるべきではない子供でしか無く、サイクロプス隊は戦争に身を投じるべき大人である面が強調されたように思えるよ

バーニィが大人の軍人として描かれるに従い、サイクロプス隊に関してもそういった面が描かれたね
特に自分達が囮と判っていても取り乱さず粛々と作戦遂行を目指す姿は戦争に突き進むしか無い彼らのやるせなさを感じさせた
それで居ながらバーニィには生き残って欲しいとせめてもの願いを託すのだから、彼らの想いには様々な深さを見る事が出来る

始まった作戦がバーニィの失言により企みが露見してしまう様には彼の経験が足りないと感じさせるが、他の隊員はそれを責めずに逃がそうとするのだから増々彼らの大人びた面が強調されるね
と、そう感じられただけに経験をものともせず機体性能で状況をひっくり返すガンダムの脅威性に目を奪われる構成になっているが

戦争を格好良いものと捉えてきたアルが本物の戦場に出会った。何度か話した人が銃弾に倒れる様も見た
そんなアルに突きつけられるのはバーニィ銃口。第一話ラストの頃とはそれに全く異なる意味が有ると知ったばかり
ガンダムとジオン兵に挟まれた戦場でアルはどのような行動を起こすのだろうね