タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 4話感想

第4話 推薦状 病への対処は為されないままでも不安定ながらに安定していたルディに舞い込むは家族発見の報と倫理観がぶっ壊れた女性の来訪ですか ルディを導くのはこういうタイプが多いね。それだけに彼の閉じ籠もった意識もぶん殴ってくれるのだろうけど エ…

神さまがまちガえる(3) 感想

神さまがまちガえる(3) (電撃コミックスNEXT) 作者:仲谷 鳰 KADOKAWA Amazon 紺の出自が明らかになり彼が人間であると定義されたなら、次に待っているのは現実的な彼の処遇か例外事象課でいつまでも特別扱いにしているのも可怪しい話。彼が未成年として扱…

勇気あるものより散れ 4 感想

勇気あるものより散れ 4 (ヤングアニマルコミックス) 作者:相田裕 白泉社 Amazon 三千歳については、先に心が壊れたという話を聞いていた為に正気を保っていた頃の彼女の様相には少し意外性を覚えてしまったな「弱い人」という印象が先行していた。けど、家…

ホリミヤ -piece- 5話感想

page.5 井浦 兄が妹の恋路を応援しないはまだ判るとして、邪魔どころか想い人から好かれてしまうってどんな超展開だ(笑) こんなしょうもない展開も主となるのが井浦である事で更に面白くなるのだから卑怯。ただ、それに巻き込まれる基子が本当に可哀想(笑) …

この青春にはウラがある!

この青春にはウラがある! (電撃文庫) 作者:岸本 和葉 KADOKAWA Amazon 物語には様々な導入が存在するものだけど、本作の導入は一風変わっていると云うか変態度が高いなぁ(笑)でも、ちょっと高嶺の花のヤバい姿を見てしまったからこそ、この一件を導入に夏彦…

AIの遺電子 4話感想

第4話 4つのケース 自分の在り方をデザイン可能な世界だから必然的に生じる恋愛のデザイン化 本来、恋愛は相手と自分との間にある摩擦を避けられない筈なのに、デザイン自由だから摩擦も消せてしまう。すると恋愛の肝である心が行方知れずになってしまうとい…

蒼穹のファフナー THE BEYOND 4話感想

第四話 力なき者 ボッコボコにされるニヒトってかなりレアなのでは…? 以前の総士が操るニヒトのイメージが強いから、あっさりやられるニヒトには違和感しか抱けない。それは今の総士がかつての総士と全くの別人である証拠であり、同時に彼がとても幼い子供…

スパイ教室 2nd season 15話感想

#15 MISSION 《忘我》Ⅲ マティルダの正体により対立を深めるティアとモニカ。彼女らはスパイという本分において協力できる筈なのに、会ったばかりの他人の為に激しくズレて対立してしまう二人 その一方でティアの原点が描かれた事で対立の先に何を求めている…

贄姫と獣の王 15話感想

第15話 少年と幼子の邂逅 アミトとヨルムンガンドの恋物語は、ヨルムンガンドが誠実だからこそ映えるEPだね アミトを気遣い傷付けまいとする、武人だからこそ引かねばならない一線 それを越えようと思うなら生半可な覚悟では許されない 彼に相応しい者になる…

白聖女と黒牧師 3話感想

第3話 ローレンスの気がかり 今回は前回よりも恋愛面を強調しているかのようなEP。けど、肝心のローレンが自分の気持ちに気付いてないという それでもセシリアは可愛いし二人のほのぼのとした会話には癒やされてしまう、そういった良いEPでもあったね 前回は…

ダークギャザリング 3話感想

第3話 ふたり 夜宵と関わり続けると決めても、悪霊とは関わりたくない。既に命の危険を体感した螢多朗にすれば何ら可怪しくない判断そこで夜宵の方は螢多朗達をどう思っているの?という方面に話を展開するのは良い構成だね 心霊スポットに向かう夜宵は霊に…

スパイ教室10 《高天原》のサラ

スパイ教室10 《高天原》のサラ (富士見ファンタジア文庫) 作者:竹町 KADOKAWA Amazon 最初に表紙を見た際は「これ誰だ…?」って一瞬感じてしまったよ。そのくらい印象が様変わりしたね。それは見た目だけでなく中身も これまでは分担ごとに別作業・任務に就…

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 3話感想

第3話 急接近 第1話で生を取り戻し、第2話で笑えるようになり そんなルディをサラは頼りになる男と思ったのだろうけど、彼の病巣はサラでは向き合えないものだったようで 自分を不幸と感じた彼の苦悩は生半可な人生では向き合えない。そこでゾルダートが出て…

ボールパークでつかまえて!(10) 感想

ボールパークでつかまえて!(10) (モーニングコミックス) 作者:須賀達郎 講談社 Amazon 前回無理をしてプレーしていたデニスだけど、どうやら尾を引く無理だったようで主砲となるデニスの欠場は今後に響きそうだ…これが深刻な話題とならないのはデニスが…

ホリミヤ -piece 4話感想

page.4 堀こたつ 冬場の炬燵は人を囚え離さない。多くの人が集まり、時には迷宮になるし、他所んちの家族が混じってたりする 今回は炬燵を中心に据えて、そこに籠もる人々の会話劇を面白おかしく描いていたね どう見ても気の抜けたEPだけど、欠片を集めたシ…

蒼穹のファフナー THE BEYOND 3話感想

第三話 運命の器 総士と竜宮島の認識ギャップが辛い…竜宮島としては攫われた総士が帰ってきた総士としては島を壊され見知らぬ島へと攫われた何が答えかは明白。でも総士はそんな答えを知らない。かといって答えの押しつけは間違い確かにこれは間違いなく試練…

AIの遺電子 3話感想

第3話 心の在処 須藤が明言した通り産業AIに心は無い。でも、ケンジやシズカはAIに心があるかのように苦悩するAIに心が有ると定義するのが可怪しな行為というわけではなく、そもそも人は対面する相手の心を読もうとするもの。それが本当の人間ではなくAIだっ…

スパイ教室 2nd season 14話感想

#14 MISSION 《忘我》Ⅱ 休暇中のティア達だから行われる活動もスパイの本分からズレているアネットの母親に配慮して二人の時間を設ける。スパイという身分を思えば邪魔な行為、休暇中だから火遊びとして許される。でもスパイ活動なんて日常のすぐ裏に潜んで…

白聖女と黒牧師 2話感想

第2話 ふたりの守るもの ローレンとセシリアの二人だけで完結してそうなほのぼの甘々空間。闖入者のアベルはお邪魔虫かと思いきや、むしろ彼の存在が二人の空間をより確固たるものにしているのは面白い過去のローレンを守り、今のセシリアに助言するアベルが…

贄姫と獣の王 14話感想

第14話 濡衣と孤独の鬣犬 主としてラントの無実を証明する運びとなったサリフィの行動理由は彼が「知らない」と言ったから これを八方美人的な人の善さと受け取れもするけど、テイリンのように上に立つ者の責務として彼を信じた面もあるのかな。だから最終的…

象は忘れない 感想

象は忘れない (クリスティー文庫) 作者:アガサ ・クリスティー,中村 能三 早川書房 Amazon とある婦人の奇妙な質問から幕を開く本作、作中で描かれる殺人はその質問対象となる1件だけというのに退屈させないのは著者の卓越した構成能力故だろうね 昔に仲睦ま…

くらいあの子としたいこと 3 感想

くらいあの子としたいこと 3 (ドラゴンコミックスエイジ) 作者:碇 マナツ KADOKAWA Amazon 本作は学級委員をしている蓮と透子の触れ合いを描いているから必然的にこれまでの舞台は学校が多かったけど、透子の兄である勇人の登場により家庭での透子も描かれる…

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 2話感想

第2話 真夜中の森 ゼニス探しをする決意や心構えは取り戻せても捜索は進展したわけじゃない。ならルディの心もきっと進まないまま 御神体に祈り続け曖昧な笑顔に終止するくらいに危うい精神状態。だから今の彼には生きる指針として縋る相手が必要になる 印象…

ダークギャザリング 2話感想

第2話 幻燈河螢多朗 螢多朗にとって社会復帰証明と言える教え子の夜宵、社会に居続ける為に霊障を抑えてくれる祖母だというのにその両者が螢多朗を新たな危難へ陥るきっかけになるのはどうなんだろうね(笑)特に夜宵は霊よりヤバいとビンビンに感じられるよ …

ポラリスは消えない(3) 感想

www.amazon.co.jp 本物ではないのに但馬ソラに成りきってポラリスとしてデビューしようとするミズウミファン心理を超えたそれには歪さしか無い。でも真っ直ぐな想いに拠るものだから時には人を惹きつける事も有る。ミズウミが自身の在り方をどう捉えようと、…

ホリミヤ -piece- 3話感想

page.3 体育祭 今回のEPは体育祭のみだったからか話が纏まっていたね 東西に分かれ戦う体育祭、普段は友達でも今日は敵。でも、やっぱり友達だから完全に敵には成らず馴れ合いが生じたりする 飛び散る汗の青春よりも日常の延長みたいな宮村達の和気藹々にほ…

ダークギャザリング 1話感想

第1話 寶月夜宵 原作既読 本作の売りと言えば、スプラッタホラーバトルや詠子のダークな一面が挙げられるのだろうけど、全体的にコメディチックな印象を受ける初回だね 霊障により人生が様変わりした螢多朗、そんな彼の人生は霊が見える少女の出現に拠って再…

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない

www.amazon.co.jp 第二部になってから咲太の日常を侵食しているのか全く侵食していないのか判らない『霧島透子』問題 それでも何かしら進展していると思えるのは、この巻で出現した要素がこれまでに咲太が関わってきた思春期症候群の積み重ねであると感じら…

AIの遺電子 2話感想

第2話 成長限界 今度は人工的なヒューマノイドの成長性が主題ですか ヒューマノイドに加齢や成長が有ると可怪しく見える。でも可怪しいからって不変を当然とか限界が有るとか考えると余計に変われない ジュンが行き当たった壁は果たしてヒューマノイドの特性…

蒼穹のファフナー THE BEYOND 2話感想

第二話 楽園の子 まるで初代ファフナー第一話の逆構図を見ているかのようだ……あの頃は大人達が作った偽りの平和の中で、確かな平和を子供達は満喫していた。それを外からやってきた者が破壊した今回はそれと似ているね…。それだけに精神ダメージが大きい… 閉…