タカツテムの徒然雑記

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無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 2話感想

第2話 真夜中の森

ゼニス探しをする決意や心構えは取り戻せても捜索は進展したわけじゃない。ならルディの心もきっと進まないまま

御神体に祈り続け曖昧な笑顔に終止するくらいに危うい精神状態。だから今の彼には生きる指針として縋る相手が必要になる

 

印象的だったのはルディとティモシーの表情の差か

ティモシーの笑顔はゾルダートを苛つかせ殴る原因となるが和解の要因にもなる。前回ラストにも有るように人との調和を重視しているのかな

そうした笑顔が描かれるからこそ、ルディの危うい表情も際立ってくる

今のルディは人との調和を得られない

 

非効率的な功名経由の情報収集はルディがあのパーティと組み続ける言い訳かのよう。ルディを見捨てず戦う時点で彼らの人の良さは判るし

だからルディも同様に捨て身の人助けをしたのだろうね。彼らからの信を得るため、彼らの暖かさを守るためサラを助ける為に無茶をした

 

ルディが探すのは果たしてサラかもっと別の何かか

答えはサラ達が与えてくれたね。ルディの身勝手な行動は無駄ではなかった。感謝を得られたし、ティモシーはボロボロ泣いていた

まだルディの笑顔はぎこちない。それでも危うさは少し消えたように思えたよ