タカツテムの徒然雑記

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戦国妖狐 #5感想

#5氷岩

今回は幾つかの共生が見られた回だったね
真介は敵として登場した雷堂や丸太の闇とも親しくなり始めている。また、雷堂も力を失った事で迅火達の味方かのように振る舞っている
見方が変わった事で異なる立場の者と共生できるようになった。それは本作の主題に通じる点かもしれないね

氷岩の出現によって判明するのは灼岩が共生の存在という点
芍薬の意識も火岩の意識も残る人と闇の融合体。芍薬は無理やり闇を植え付けられた人間ではなく、闇と生きるを選んだ人間と判る。対して氷乃は共生を選ばず喰らっていた
共生は不可能という話ではなく、意思によって選ぶ余地が有ると判るね

共生に意思の介在が可能なら、絶対強者である龍への向き合い方にも似た事は言えるのかな
逃げる他ない強敵、それが変わらぬ法則なのにたまが示したのは戦う選択肢。準備は必要だけれどそこに戦う意思を選ぶ余地が生まれた
不可能に向き合う意思と共生。それは人と闇の在り方を問う本作にて何を見せてくれるのだろうね