タカツテムの徒然雑記

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神無き世界のカミサマ活動 (8) 感想

ダキニもガイアもしょうもないアルコーンとして登場しながらも最終的には脅威へと変化しただけにスムマヌスもその類かと思いきや、この巻を通してずっとしょうもない存在のままだったな……
脅威性はユピテルが担う感じになるのかな?


さておき、スムマヌスの登場で始まった同人誌編の方がしょうもない話だった気がしないでもない(笑)
でも、ユキトが考えている事は布教活動という面においては真っ当なものだね。というよりこれまでも何度もやろうして上手く定着させられなかった「偶像崇拝」の欠けたピースになりそうな

同人誌という媒介を通じてそこに描かれた人物へ強い関心を抱かせる。継続的にその状態を続けられば同人誌そのものが聖典となるわけか
ミタマ人気が微妙なのはどうかと思うが、これによってアータルはかなり強化されそうな予感


同人活動をしつつ、別方面で始まるのは裏切っているカクリへの制裁兼皇都へのプレッシャー
物資略奪って大規模に成功すればそりゃ皇都の民を飢えさせる事が出来るかもしれないが、ちょこちょことやる程度では嫌がらせか注目を集めるくらいの意味しか生まれないはず
ユキトの狙いは何だろうね?

というか幾ら略奪の対象が裏切りのカクリだからって、カクリ同士を衝突させるのも少しユキトらしくないね
これまでのユキトの方針はカクリの住人はあくまでも信者として扱い、皇都やアルコーンとの戦いには引っ張り出さなかったのに
アルは必死に信じようとしているようだけど、今回ばかりは悪手を打っているような……

この同人誌編は様々な要素が絡み合っていて、今の段階ではまだ方向性が見えないような
ベルトランと再会したユードラ、争い合うカクリ、囚われのユピテル…。そこへ同人王という存在がどう関わってくるのだろうね?