タカツテムの徒然雑記

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響け!ユーフォニアム3 第四回感想

第四回きみとのエチュード

自分なりの部長の遣り方を「話す事」と定めた久美子。同様に他の3年組にも会話を重視する傾向が見られたね。特にサンフェス後に厳しくした子へのフォローをした麗奈の姿は印象的
けれど、今回の問題は会話を拒否する求。本人が話そうとしない事情に何処まで踏み込むか、これまた難しい問題だ

求は隠れ問題児タイプかな
目立った問題行動は無いけれどよくよく見ると問題の種がある。それが龍聖との関わりが増える中で芽を出した
なら、再び久美子が話せば良いかと言えば、ここで差配の問題が出るね。自分に持ち込まれた訳でもない問題まで久美子が解決するのが正しい筈がない。みどりとて先輩なのだから

ここで面白いのは求はみどり相手だから話したくないと久美子に話を持っていく点か
話をするのは問題を解決するため。だから樋口も見ず知らずの久美子達に事情を話した。滝も将来の問題を回避するため久美子に転校の件を話す
なら求が久美子に話を向けるのはみどりが自分を心配しているという問題を解決する為だね

久美子の良い点はここで口を通す声だけが会話でないと教える点
気持ちは演奏に出る。なら演奏を通して会話出来る
求が北宇治の為に演奏出来るなら、それは彼の気持ちを何より表していて。みどりと弾きたい曲があるならそれこそ伝えたい話で
縁ある相手と求むる音楽を奏でる彼の姿はとても良い表情をしていたよ