2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
第十二回がんばれ時行、鎌倉奪還のその日まで 逃若党の未来は絶対ではなく、時行の逃げ上手も絶対ではない。だからこそ、そこには命懸けの駆け引きが生じるし、常に以前の自分を乗り越える成長が求められる 今回は保科達や狐次郎にその点が求められた形とな…
ウマ娘 シンデレラグレイ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:久住太陽,杉浦理史&Pita,伊藤隼之介(原作:Cygames) 集英社 Amazon 表紙にプリティ成分が皆無だった今巻、可愛いだけじゃないウマ娘の魅力が十二分に描かれた内容となったかな 可愛さ…
B.A.D. 3 繭墨はおとぎ話の結末を知っている (ファミ通文庫) 作者:綾里 けいし,kona KADOKAWA Amazon 前巻ラストにて一般的で普通な信念を示した小田桐。それは他者の幸福を願う分には害のない代物だけど、相手がどうしようもなく追い詰められていたらど…
真夜中ハートチューン(5) (少年マガジンKC) 作者:五十嵐 正邦 講談社 Amazon 前巻が不穏な感じに終わったと思ったら、今巻は楽しい楽しい夏合宿編ですか作中で安藤先生が言及しているけど、「普段学校でしか会わない男女が~」というのは本当によくある話そ…
第12話本当のぼく まこと祖父のお洒落具合には驚かされたよ。あの小さな家に展開されていたのは彼が作った夢の国だねでも、それは家族からの理解を諦めた空間。その極地たる光景は揺らぐ性別に生きるまことの目を輝かせるものとなるけど、一方でその姿はまこ…
(C)丸山くがね・ KADOKAWA 刊/劇場版「オーバーロード」聖王国編製作委員会 www.youtube.com 狂信者ってこういう風に作るんだ……となんか妙な納得感を覚えてしまったよ。勿論、アインズは彼女をそういう風に作り変えたかった訳じゃないんだろうけどね(笑) 直…
末永くよろしくお願いします 12 (花とゆめコミックス) 作者:池 ジュン子 白泉社 Amazon 恋愛観の枷を解いて輝へのリアクションが変わり始めた清水、なら彼に恋する輝が攻勢を緩めるわけがなくて自分が最高の気持ちで渡せるタイミングでクリスマスプレゼント…
第12回SideB/SideM 殺し合わない敵対関係、白夜もミラも辿り着いたのは敵意なんて露ほども無い穏やかな日々白夜はミラにやられているし、ミラは白夜にやられている。互いに負け続ける関係。最終回だからといって特別な事は何も無いのだけど、それこそが二人…
こちら、終末停滞委員会。 (電撃文庫) 作者:逢縁奇演 KADOKAWA Amazon 『普通』に憧れる主人公タイプというものがライトノベルには多数存在するけど、それは自分が普通から外れているつもりとか平穏を望んでいるとかそういう理由によるものが多数。だけど本…
第12話さらばのこたん!? シカ部よ永遠に カオスも度が過ぎれば言語化した感想が難しくなる…そんな最終回はもはや無法状態となっていたよ。最終回詐欺に唐突な謎設定にそして全キャラ大動員。最終回あるあるななメタネタを多分に含みつつも展開されているだけ…
第十一回死にたがりと逃げ上手 これまで本作は時行の逃げ上手を戦の時代において、どう活かすかという点を主題にしていたようなだとすると、今回の救援は逃げ上手を他者へ広める一歩目かなこの時代の武士らしく喜び勇んで死に向かう保科達に、生きる喜びを知…
B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 あ 11-1-2) 作者:綾里 けいし エンターブレイン Amazon 黒ゴスロリと唐傘で身を纏うあざか、白い着物で彩り扇子で会話する白雪というデザイン面で水と油並みに相性が悪そうなのに、その二…
ダークギャザリング 16 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:近藤憲一 集英社 Amazon 追い詰められた事で本気を出し始めた太歳星君が本当に恐ろしい……夜宵が有する卒業生クラスが勢揃いする状況、卒業生自身も戦いの中で成長した。特にこの段になって戦力とし…
十二杯目Choose the team/いつもご来店ありがとうございます/おめでとう サブがゲーマーチームから誘われても、赤猫のチームを選ぶという温かいEPから始まったのに、最終回でクソ客を出してくる本作侮れない 当たり前の日常を続ける面でもチーム力は発揮さ…
第11話元ともだち 修学旅行という常とは異なるグループが形成されるイベントが描かれた今回は人の繋がりを改めて感じる内容となったかな早乙女が近づきたいと願う早瀬はまことも近付きたいと思う相手。そんな相手と仲良くなれたのは特殊イベントに拠るもので…
真夜中ハートチューン(4) (少年マガジンKC) 作者:五十嵐 正邦 講談社 Amazon VTuberイコの人気を上げる為にホラーゲーム実況したり企画に参加したりというのは良いねイコって素のスペックは低くないのだから、正しい活かし方さえ出来れば、それなりの芽は有…
#10千夜の八年 人類最強の父・神雲を前に千夜に求められたのは己の成長を示す8年間の発揮ただ、あの戦いは強い力をぶつけても、より強い力で返されると証明するものになったような連続技を放つ千夜を強いと言うなら、いなす神雲は更に強い。二人をアマテラス…
第11回築五十三年です 心理テストは深層心理を表すもの?という点はさておき、今のミラは意識した発言とその内心がチグハグな状況であるのは確か悪の参謀として魔法少女を倒すと公言しながら、実態は白夜と逢瀬を重ねてばかり白夜が心配と家を訪ね、そのまま…
かげきしょうじょ!! 15 (花とゆめコミックススペシャル) 作者:斉木久美子 白泉社 Amazon 卒業公演『リプリング』、さらさ達にとって紅華音楽学校で学んだものを示す集大成の舞台。それだけにいつから練習できるのかとか、誰がどの配役に就くのかという点に…
第11話The pursuer and the pursued. のこの言動がカオスを巻き起こす事態は数多けれど、物言わぬ状態でもカオスを引き起こすのは厄介だなぁ(笑)てか、あの光景には無反応なのに、タグには反応するクラスメイトは何なの…カオスは必ずしも言葉を必要としない…
真夜中ハートチューン(3) (少年マガジンKC) 作者:五十嵐 正邦 講談社 Amazon 結局、山吹とアポロは再会せずか。今の山吹としてはアポロを探し当てるよりも放送部員4人をプロに導く事こそ主目的となっているようでいわばプロデュース業に自分の遣り甲斐を見つ…
第十回変態稚児と神力騒動 しょうもない回に見せかけて重厚さが有りつつ、結局しょうもないオチで締める何ともバランス感覚の難しい回冒頭、かじかんだ手で祈る時行の姿からは貢献への感謝と死なせた責任が感じられる。姿隠した死者に祈るのはそれに意味が有…
勇気あるものより散れ 6 (ヤングアニマルコミックス) 作者:相田裕 白泉社 Amazon 化野民を交えた剣戟は常と異なる光景となるね人より丈夫でありながら高い技巧も併せ持つ。そんな化野民から勝ちを拾おうと思えば、それこそ前巻にて春安がやったように自らの…
B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 あ 11-1-1) 作者:綾里 けいし エンターブレイン Amazon 最近同作者の新作を味わった関係でこちらも読みたくなる欲に耐えられずつい読み始めてしまったよ読んだのはかなり昔の筈なの…
第10話ふたりの思い 自分は唯一の特別に成れないからと気遣って距離を取った筈なのに、それが最適解では無いと突き付けられる内容は心に来る……今が最適解では無いなら他に最適解がある筈。でも少し考えて出せる答えじゃないから竜二も咲も苦しんだ訳でそれで…
十一杯目あやふやな記憶の話/ねこによる/とくいな仕事 今回は縁の深まりを感じる内容となったかな猫達の昼寝はいつの間にか珠子が自然に混ざり寝るように。それは珠子も猫達も互いを信頼してる証また、文蔵にもかつて信頼が深まる瞬間が有り、それが今の赤…
#9千夜と神雲 幻術で作られた子供の国が描かれた今回は子供と大人の差、もしくは子供が子供を辞める時というのを強く感じた内容となったかな幽界での姿が幼い千夜の本質は子供のまま。けれど古恩の願いを聞き届け、子供の国から抜け出した彼は幾らか子供から…
くらいあの子としたいこと 5 (ドラゴンコミックスエイジ) 作者:碇 マナツ KADOKAWA Amazon 蓮と鈴って初期から当たり前のように二人暮らししているものだから気にしていなかったけど、そういや親が完全に居ないというわけでもないのか 仕事の忙しさから姉弟…
第10回御使いさんとの一日 白夜側もミラ側もしているのは作戦会議と呼ぶのも憚られる中身のない会話。でも、それは別の表現を取れば豊かなコミュニケーション白夜のちょっとアレな変身口上がお披露目されるし、ベラトリックスやベテルギウスのちょっとアレな…
第10話全部、春のせい... 自分は花粉症になったと認める認めないとかありふれたネタを導入に使いながら、結局のこというカオス因子が中心にいる事で徐々にいつものカオス展開になっていくのは本作らしいのこは花粉に負けているけど、花粉に話までも支配させ…