蓮と鈴って初期から当たり前のように二人暮らししているものだから気にしていなかったけど、そういや親が完全に居ないというわけでもないのか
仕事の忙しさから姉弟を気遣える時間は少ないが、それでも母親として二人の暮らしは気にしている。ただ、親の気遣いは元々子供に通じ難いのに、そのような環境なら尚更に通じない
だから鈴は母親の亜希にいきり立ってしまう
それだけに、親子間の余所余所しさが蓮の純粋な願いを契機に温かい空気に換わっていく様子は良かったな
そうして親子間の蟠りが低減されたなら、亜希が親として踏み込んでくるのは当たり前で
バイト代とはいえ、高校生が趣味に多額を注ぎ込んでいるというのは確かに注意したくなるよなぁ。おまけに対象が姉の作画したイラスト関連とか(笑)
そこで亜希が止めろと諦めさせるのではなく、折衷案を提示して鈴を巻き込むのは家族の会話らしさを感じられたな
蓮の助力で交流が促進されると云う面では相沢との関わりはちょっと意外な印象があったかも
最初期は友達もまともに居なかった蓮が学級委員活動を通して、他者との関わりを増やした。その中で得た知見を以って似たような境遇の後輩にアドバイスするというのは驚きの光景かも
入力作業等でも力になっているようだし、結構先輩らしさを感じられるシーンだったかな
色んな人に優しくして面倒見てあげる蓮の活動は透子をちょっと落ち着かない心地にさせつつ、蓮らしさを感じられる一件となったようで
妙な早口になる透子の様子は可愛らしいものでしたよ(笑)
蓮によって誰かの交流が促進される、それが最も現れるのは蓮がよく絡む透子となるのは当然で
だからって、透子が家を訪れて風邪を引いた蓮の面倒を見る程とは思わなかったな
学級委員は学校だから成立する関係。自宅で絡むならそれはもっと別の名称で呼ぶべきで
今の二人はそこまで進展していないようだけど、それでも「人に甘えていいと思う…」と言ってお粥を食べさせる透子の姿はいつにない積極性を感じられたよ
誕生日を祝われたらお祝いを返ししたくなるもの。なのに、透子の誕生日は過ぎているなんて間が悪い…
ならば、祝う機会を作れば良いと言わんばかりにクリスマスパーティにお呼ばれした蓮の姿は借りてきた猫のようだし、出迎える透子の様子はまるでバグってしまったかのよう(笑)
ていうか、環境的には透子の圧倒的ホームである筈なのに、蓮に余計な事を言われまいと緊張感を迸らせる透子の様子は面白かったな
でも、そんな透子のバリアをすり抜けるように彼女の良さを伝えられるのが蓮の良さで
そこで双方向の信頼を見せつけられたら、そりゃ生温かい視線を向けてしまうというものですよ
そんな二人の関係性が最も現れるのは二人だけのクリスマスになってからかな
蓮は勇人に招かれてあの家に入ったようなもの。なのに、当の勇人が眠ってしまってもクリスマスの時間を続けようとしたなら、それは透子と蓮に互いを祝う気持ちがあるからで
蓮は透子にプレゼントを渡せるし、受けて透子も更に何かお返ししたくなる
プレゼントを通して想いを交わし合う蓮と透子の仲は本当に深まったのだと改めて感じられるエピソードでしたよ
