2025-01-01から1年間の記事一覧
第18話WILD JOKER 本性を隠していたオベイの過去から始まる今回。誰もが騙された情報は彼女の宣言通り、徹底的に隠された事に拠るもの相手には情報を与えず自分は情報を得る。それは情報戦における圧倒的なリードだけど、彼女は情報だけで勝利を手にしたわけ…
私を喰べたい、ひとでなし 11 (電撃コミックスNEXT) 作者:苗川 采 KADOKAWA Amazon 以前の対話は比名子に汐莉の意を汲む気が全く無かった為に対話として成立しなかった。しかし、今回は比名子が自身の過ちに気付いた上での対話である為か、以前と格段に異な…
拝啓、在りし日に咲く花たちへ 2 (MFC) 作者:五十嵐 純 KADOKAWA Amazon 互いに正体を知ってしまった、思い描いていた年齢差ではなかった。待ち合わせ場所へ行かないという裏切りも有ったそれでも二人はエスの関係を続けるんだぁ… これって別の意味で倒錯的…
第6話親愛の形 美胡の情の深さ、覚悟の強さが描かれた冒頭、比名子が応えるように偽りの過去を超えて彼女を改めて友達として求めた様子には心が温かくなってしまったね…それだけに、二人の間に平然と割って入れる汐莉の強メンタルにもビビってしまったが美胡…
第6話終末の果てで愛を叫んだきかい 登場当初は結婚マシーンみたいだったユウグレが真っ当に恋愛している事に成長を感じてしまう……それは過去においてトワサが言及していた「AIは人間に恋をするか?」に回答するかのような光景。ただ、これは「AIだから恋が…
神さま学校の落ちこぼれ 12 (花とゆめコミックス) 作者:赤瓦もどむ,日向夏,星海社 白泉社 Amazon 前巻中盤から引き続き神在月関連の話が展開される為か、ここ最近にしては珍しく穏やかで平穏な状況となっているね。ホント、ナギって少し動けば妙な陰謀へと行…
死亡フラグ5病人の熱は額を合わせて計る ヨミとソルの決闘を止める、剣を握った事もないイアナにとっては綱渡りの荒業。むしろ頭を地面に擦り付けて謝る方が遣りやすいそうした悪女・イアナらしからぬ行動が結果的にギノフォードの信頼を得る元手になってい…
ディーふらぐ! 20 (MFコミックス アライブシリーズ) 作者:春野友矢 KADOKAWA Amazon 前巻ラストで脈絡もなく現れた謎物体がストレートに「地球外のモノ」だった事に衝撃……いやまあ、あれが人類により造られたとか言われた方が驚きだから少しの納得は有るけ…
あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 5 (GCノベルズ) 作者:三嶋与夢 マイクロマガジン社 Amazon 本編においてリオンって目立った功績を上げたり大暴れしたりで昇進に次ぐ昇進を繰り返す事になったけど、本スピンオフにおいては目立った功績が限られている…
第5話おつきさま ゾンビだとか幽霊だとか常識では説明できないホラー現象は説明できないからこそ恐ろしい。一方で、オカルトな怪現象であっても一旦まともな説明が出来てしまえばそれは少し不思議な現象、つまりはSFという名の少し不思議なホラーに収まって…
第17話ジャパンカップ レース開始を前に周囲の熱量は上がり、取材攻勢も面倒なものに成るけれど、渦中のウマ娘達は意外に落ち着いているというか、冷静に熱くなっているといった印象それもこれも全てはウマ娘が熱を放出すべき時はレースが始まってからである…
であいもん (19) (角川コミックス・エース) 作者:浅野りん KADOKAWA Amazon 草護の告白を契機に揺れ動く和と佳乃子の心情、特に和の方は影響が大きいようで前巻の見合い話の件にて、佳乃子はいつまでも今の関係が変わらないなど有り得ないのだと思い知ってい…
ぐらんぶる(25) (アフタヌーンKC) 作者:吉岡 公威 講談社 Amazon 最初にこの表紙を見た時には「話や段階が吹っ飛びすぎてない?」と思ったものだけど、中身を見て少し納得。いや、それでも話が吹っ飛んでいたのは事実だったけども 伊織から誤って送られたメ…
第5話親愛の獣 露わになった美胡の正体はまさしく美胡が人間ではないと示すものであり、前回汐莉がした話と合わせて、比名子と美胡の関係に偽りが有ったと示すものに成るねそれどころか、比名子の血に反応する様子は美胡がひとでなしの汐莉よりも妖怪寄りの…
第5話アンドロイドは電気鳩の夢に浸かるか カルクラムとフィーデスはアキラ達が関わった事で無事に添い遂げられそうで彼らは真実の愛を見付け、手に入れられた。なら二人を手助けしたユウグレとアキラはどうなるのか?という点やそもそも愛の形をもう少し深…
追放された侯爵令嬢と行く冒険者生活2 (富士見ファンタジア文庫) 作者:たけすぃ KADOKAWA Amazon シンとエリカの夫婦関係は随分と様になってきたなぁ。というか、お似合い過ぎる。傍で見るシャラが二人の惚気にアテられる描写が増えてきたけど、それに納得…
死亡フラグ4どうせ誰が死んでも私が疑われるんだ ヨミがソルの命を本格的に狙い始めた事で作中人物同士の軋轢が更に強くなった形。ソルやギノフォードはコノハを守る為なら何でもする。ヨミはイアナの願いを叶える為なら何でもする佐藤コノハによって定めら…
虚構推理 忍法虚構推理 (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon 九郎の過去に纏わる幾つかのエピソードを収録した巻。といっても人魚やくだんを食べた頃ではなく、中学・高校時代『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は既に漫画版で感想を書いている…
第4話こんにちは 自室が用意された事で益々エンジとスズメの娘らしさが増してきたアルマ。そんなタイミングで登場するのは彼女と似た境遇のマキナですか娘として扱われるアルマが先に存在する事でマキナについても娘的な要素を見てしまうけど、常夜は彼女を…
(C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」 www.youtube.com 物語開始時点で既に故人である祖父・偉志が本作の功労賞過ぎて感嘆させられてしまった…。この物語は副層的に様々な事情が折り重なっているけれど、偉志が文子の夢を叶えさせたいという点は…
球詠 18 (まんがタイムKR フォワードコミックス) 作者:マウンテンプクイチ 芳文社 Amazon 大場の思考がまさしく追い詰められた者のそれで少し可哀想に思えてくるけれど、他方でその考え方は最後の瞬間まで諦めないだとか価値ある何かを手にしようとするも…
薫る花は凛と咲く(20) (マガジンポケットコミックス) 作者:三香見サカ 講談社 Amazon 凛太郎の行動と覚悟は並大抵では無いからこそ素晴らしく思えたけど、本人的には反省というかやらかした感のある行動だったのね…(笑)ここで凛太郎が以前薫子に捧げた言…
第4話泡沫の結び目 比名子の日常は汐莉が訪れるまでは海の檻に閉じ込められたようなものでありつつも平穏だった。どうしてそのように在れたのかという答え合わせが為されたね他方で新たな疑問として浮かび上がるのは、美胡は何故比名子を食べずに居られるの…
第4話石灰と誠実のゲーム アキラの旅の目的からすれば、カルクラムやフィーデスと関わるのは寄り道に近い話。けれど、姉弟でありながら言葉にできない想いを抱える姿はかつてのアキラとトワサとは別の関係でありながら近い関係であると感じさせるものトワサ…
死亡フラグ3お前が送ったんかい、黒歴史 あの黒歴史世界では誰も彼もがコノハに夢中でそれはイアナも例外ではないそれだけにコノハに目もくれずイアナに夢中なヨミはかなりの異物と言えるね異物なヨミはかつてのイアナのようにコノハを害する存在と成り得る…
第3話いってきます アルマは両親を得て、更には兄や叔母も得て。次は友達を得るというのは納得の流れだけど、その勢いで学校への転入までするなんて勢いが凄いね。しかも自分で転入手続きしちゃうんだ……アルマが出会ったハナは不良っぽい為か友達が少ないよ…
第16話世界レベル 世界から強豪が集まるジャパンカップ。通常の国内レースならトレセンで共に競うウマ娘達が相手となるのだから情報を敢えて集める必要はない。けれど、走る姿を見た事もないウマ娘が相手なら情報の重要性は上がる今回のエピソードは海外から…
転生悪女の黒歴史【電子限定おまけ付き】 17 (花とゆめコミックス) 作者:冬夏アキハル 白泉社 Amazon 以前のような在り方であっても、今の関係性ならば決して有り得ない感情を向けるギノフォードの姿は違和感しか無いだからイアナは眼の前のギノフォードが何…
聖女聖戦 ―大罪勇者と思い出の魔女― (ダッシュエックス文庫) 作者:綾里 けいし 集英社 Amazon あらすじを軽く見た段階では本作ってバトルロワイヤル系かな?って思っていたのだけど、何もかもが壊れているような悪辣な作品だった……話の大筋である「必要な聖…
第3話希望の海 第1話の時点で違和感の有った比名子の内面に突っ込むのが人でなしである汐莉な点が少し面白い幾つかの発言から見えるように汐莉は普通の人間とかなりズレた感覚の持ち主。そんな彼女をして真っ当に比名子の矛盾を突けるというなら、今の比名子…