タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼人幻燈抄 第二十四話感想

第二十四話林檎飴天女抄(後編) 永い時を生きる甚夜の在り方を体現するかのような、または祝しているかのような最終回未来からやって来た薫は時の迷い人と言える。ただし、それは帰り方が判らないという意味ではなく、帰れるけど帰って良いかが判らないこれは…

ゲーセン少女と異文化交流 第12話感想

第12話My Feelings Haven't Changed 最終回は蓮司とリリーの会話を中心とするような形式で異文化交流とそれに紐付く恋愛模様を描くというよりも、2人が生活する異文化を描いた上でその先にある恋に至るかもしれない交流を真摯に描いているように感じられたよ…

バツハレ 10 感想

バツハレ 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:稲葉みのり 集英社 Amazon 男性1人女性5人、お色気コスプレした状態でのクリスマス会とか何をどう避けようとしても”そういう展開”にしかならないヤツじゃないですか…!てか、あのコスプレラインナップだ…

薫る花は凛と咲く 第13話感想

第13話薫子と凛太郎 凛太郎が告白を正しく遣り直す為のデートは図らずして、薫子が思わぬ形で始まった自分達の関係を紡ぎ直すものとなったね凛太郎は薫子との関わりの中で少しずつ彼女を好きになった。でも凛太郎には薫子が自分を好きかなんて判らないから「…

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第13話感想

第13話サンタクロースの夢を見ない 霧島透子の脅威から麻衣を助ける為に東奔西走する咲太は忙しいね。でも、福山に発したようにまさしく「来た甲斐があったよ」と言えるだけの成果は挙げられたのかなこの回で描かれたのはそれぞれの拠り所は何者かを改めて問…

異世界おじさん 14 感想

異世界おじさん 14 (MFC) 作者:殆ど死んでいる KADOKAWA Amazon 異世界での活躍が描かれるパートは勿論好きなんだけど、おじさんが現代文化(微妙に現代ではない)に触れるジェネレーションギャップに大袈裟なリアクションを取るパートも好きなんだよなぁ …

永久のユウグレ 第0話感想

第0話朝をこころに、一、二と数えよ 作中でトワサの事を「1人シンギュラリティ」なんて呼称しているけど、この第0話は他にもシンギュラリティ、特異点と呼べそうな瞬間が様々に描かれていたねアキラがトワサの家に引き取られた瞬間が既に特異点と言えるし、…

ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム 5 感想

ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:保谷伸,文殊咲,Cygames 集英社 Amazon 初期は大言壮語を吐くローレルのライバルキャラかと思われていたナリタブライアンだけど、ここに来てもう一人の主人公並の重さ…

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第12話感想

第12話夏休みがもう終わる! ムリ! れな子には紫陽花を家へ送り届けた事によって無事に終わったかに思える家出旅行。けれど、紫陽花にとっては行き先を決めずに始まった旅行を経る事に拠って向き合うべき問題が明確化された状態、つまり彼女の家出は終わっ…

鬼人幻燈抄 第二十三話感想

第二十三話林檎飴天女抄(前編) 現代編で妙な仲の良さを見せた甚夜と薫、その背景には何が有るのかと疑問だったのだけど、これまた妙な話が展開されているね薫が突然明治時代に飛ばされる展開が奇妙なら、そこに割と馴染んでしまうのも奇妙。というか、甚夜は…

ゲーセン少女と異文化交流 第11話感想

第11話Homecoming 帰省旅行に他所様の子供が付いてくるって凄い状況…さておき今回は判り易く異文化感が描かれていたね。日本の標準語に慣れてきたリリーにとって容易に理解できない方言を始めとして、普段は都会に暮らす彼女らにとって田舎の光景も異文化で…

薫る花は凛と咲く 第12話感想

第12話海辺の惑い 菓子パから始まった千鳥・桔梗有志の集いは凛太郎の家での遭遇や勉強会を経て一緒に海へ行くまでに。少し前まで壁が有ったのが嘘のようただ、そのような仲の良さをとって全ての蟠りが解かれているというのはもしかしたら大袈裟な話で。凛太…

その着せ替え人形は恋をする Season 2 第24話感想

第24話Dear My Dress-Up Darling 棺合わせのシーン、紗寿叶と心寿で見ているものが違いすぎてちょっと笑ってしまうホラーが苦手な紗寿叶にとって撮影現場はド直球ホラー、全てが作り物で他の何かに混ぜ合わされていると判っていても怖い物は怖い対して心寿は…

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話感想

第12話トナカイの仕事 霧島透子を名乗る岩見沢寧々とはどのような人物かを探る話となっているのに、探れば探る程に霧島透子も岩見沢寧々も曖昧となっていくのは恐ろしい構図寧々が誰からも観測されない状況は、かつての麻衣が咲太に救われずそのままを過ごす…

ウマ娘 シンデレラグレイ 21 感想

ウマ娘 シンデレラグレイ 21 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:久住太陽,杉浦理史&Pita,伊藤隼之介(原作:Cygames) 集英社 Amazon オグリ人気がヤバい次元に突入しているね…。前々からオグリ人気の高まりは様々な形で表れ、宝塚記念の入場時にその…

真夜中ハートチューン(10) 感想

真夜中ハートチューン(10) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:五十嵐正邦 講談社 Amazon 昇級審査を前に実力不足に関する懸念が露呈するしのぶ。単純に実力を鍛え直して評価を上げるというのも一つの手だけど、その手段を取るよりもしのぶという個人を…

まったく最近の探偵ときたら 第12話感想

第12話名雲、羽織る/名雲探偵事務所をプロデュース/名雲探偵事務所、消滅 オープニングがこれまでの振り返りだったり、ゲストキャラが勢揃いしたりする要素は最終回らしさに溢れているね。まあ、同時に未知の人物達をラストにぶち込んでくるのも最終回感は…

魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】 (1) 感想

魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】 (電撃文庫) 作者:三枝 零一 KADOKAWA Amazon 何だか凄い世界観、というより闘争に次ぐ闘争といった印象の作品だねそもそも作品背景が凄いね。魔剣戦争が2000年も続いた世界であり、その戦争前にも魔物と人類が闘っ…

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第11話感想

第11話いつまでもこのままでいるのは、ムリ? れな子と紫陽花の家出旅行に混ざり込んだ真唯の登場によって二人が形成していた時間が崩れてしまうのではないかと危惧させられたけど、良い意味でそうはならなかったね真唯は確かにれな子を放っておけない一心で…

ゲーセン少女と異文化交流 第10話感想

第10話OKF Tournament 今回はモブキャラがやたらと濃い内容だったな……さておき、花梨が主役と言える格ゲー大会。リリーと葵衣は参加する事に意味があるといった風情だけど、花梨の場合は優勝すら一つの経過点となっているのは面白いね打倒蓮司が一つの始まり…

かげきしょうじょ!! 16 感想

かげきしょうじょ!! 16 (花とゆめコミックススペシャル) 作者:斉木久美子 白泉社 Amazon 本作は主要キャラが髪型を変える事は何度も有ったわけだけれど、それでもさらさの短髪はまだ慣れないかも…。それだけあの2つ縛りの印象が強かったという事なんだろう…

薫る花は凛と咲く 第11話感想

第11話ぬくもりのひとくち 好きな人に何を渡したいか、その悩みは相手に何を伝えたいかという悩みへと連結されるもの凛太郎は何か気の利いた物をパッと渡せるタイプではない。それだけに杏子のアドバイスは良かったね。ケーキ屋に生まれた凛太郎は他の人より…

その着せ替え人形は恋をする Season 2 第23話感想

第23話自分の人生には良い事なんて起こらないと思ってた 今回は「好き」の否定や懸念が背景に存在するエピソードとなっただけに普段より少しだけ重めの話となりましたね…魔法少女以外はコスしない紗寿叶の根幹にあるのは魔法少女のイメージを崩すというより…

青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第11話感想

第11話夢見る世界 これまでは背景の一つに過ぎず、影響があるとしても赤城が人助けの参考にした程度だった「夢見る」が遂に大規模な形で日常の侵食を始めた様に静かな恐怖を覚えてしまうね誰か数人が予知夢を見るだけだったら偶然と否定する事もできる。けれ…

薫る花は凛と咲く(19) 感想

薫る花は凛と咲く(19) (マガジンポケットコミックス) 作者:三香見サカ 講談社 Amazon 母親が階下に居る状況で誕生日祝いに部屋で二人っきりになってしまった凛太郎と薫子の様子が恋人らしさに溢れていてとても良い…!その中で2人が交わす会話がお互いの…

まったく最近の探偵ときたら 第11話感想

第11話真白と愛の霊能力者 閉鎖的な村に霊能力者とか、こうしたフォーマットを見るとTRICKを思い浮かべてしまう人間なんですが、TRICK成分は主に真白が担当して名雲はある程度真っ当に探偵をしていたねいや、それでも真っ当に推理するパートより、真白とババ…

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 第10話感想

第10話ふたりっきりの旅行なんて、ムリ!? 二人きりの家出旅行は互いの本性を露わにするものに紫陽花が旅費を全額負担しようとしたのは配慮に満ちた彼女らしさが垣間見える。でも、これはれな子が勝手に同行した旅である以上、れな子はそのような遠慮や壁は許…

鬼人幻燈抄 第二十二話感想

第二十二話二人静 時は少し流れ舞台も移り明治編へ。けれど、甚夜が定長のような蕎麦屋を営んでいる為に江戸編の残り香も感じさせるね蕎麦屋に甚夜という在り方は江戸も明治も瓜二つ。しかし、傍に居る野茉莉は大きくなっているし、何よりも蕎麦打ちをするの…

雷雷雷 (5) 感想

雷雷雷(5) (裏少年サンデーコミックス) 作者:ヨシアキ 小学館 Amazon 前巻では巨大害獣に対しイルカ達は有効打を与えられていると思っていたのだけど、全然そんな事なかったわ…むしろこちらの攻撃は全く通じないのに、相手の攻撃は好き放題に通じていると…

ゲーセン少女と異文化交流 第9話感想

第9話Summer Holidays! リリーと言えば、ゲームが不得意でやらかしている印象が強いのだけど、今回は彼女の先輩らしい面が異文化交流を通して描かれていたような望月は蓮司と同じ大学で年も近い上にバイトまで同じに。そうなればリリーに勝ち目はないと思い…