タカツテムの徒然雑記

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無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール 第十四話感想

第十四話披露宴

幾つもの問題を解決して安らぎの場所を手に入れたルディとシルフィが行うは披露宴か
自分達の幸福を披露するものであるのは当然として、二人を祝う側である参列者も想いを披露する場となっているのは印象的
結婚は人生の転機。同様に送り出す側にとっても転機となるわけか

買い出し等のシーンに現れるようにルディとシルフィは既に人生のパートナーとして結ばれている。なら、既知の間柄の参列者に意気込んで堅苦しい挨拶をする必要はないわけで
自分達は幸せに成ると宣言し祝う場とする。彼らにはそれできっと充分
それ以上はルディ達ではなく参列者が持ち込むもの

ルディ達が堅実なら祝う側の想いが爆発する。その筆頭格がエリナリーゼか
自身の業を自覚しているが故に秘匿しようとした想いはシルフィが幸福に成ると知れば抑えきれなくなる
子との縁を切る行為を繰り返してきた彼女にとって、孫の巣立ちを祝えるなんて幸福そのもの
また、彼女を支えるクリフの存在もあるし

アリエルとルークによる決闘も似たようなものか
ルディを試す場でありつつ、ルークよりも実力者であると示す事で託すに足る、つまりはシルフィを幸福に出来る人物と証明するようなもの
茨の道を歩むアリエルにとってシルフィをそのような人物に託せた点は1つの幸福と言えるのかな?
多くの幸福が交わされた披露宴、その分だけルディ達に捧げられた想いも重く感じられたよ