タカツテムの徒然雑記

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ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season 第6話感想

第6話悪を行うよりも、その悪に傷つけられる方が良い。

これまでが攻略法の存在する試験なら、今度のクラス内投票は完全勝利の存在しない理不尽な試験だね
ルールなら理不尽は仕方ないかもしれない。けど坂柳が言うにはこの理不尽は意図を伴い作られたもの。ならそれは理不尽ではなく悪意と呼ぶべき
遂に学校という子供達の空間にメスが入った恐ろしさを感じるよ

称賛票と批判票を操作して誰を退学にさせるかを決めるクラス内投票。助け合いを否定するかのような逃げ場のないルールは必然的に誰を退学にすべきかという悪の考えを持たせるもの。だから綾小路すら防衛手段を必要とする
逆に言えば、防衛手段を持ってなさそうな龍園が余裕の態度を崩さない点からは試験の攻略法が有るのではと感じさせるが…

悪意は試験を中心に広がるから、まずクラス内が不穏な空気になるし、普段は頼りになる平田もやっかみの目を向けられる。逆に軽井沢にとって平田と別れた事実が救いとなるのは意外な話
前回の暴露によって逆にクラスの信頼を得た一ノ瀬はクラスの悪意に晒される事はない。だというのに別種の悪意を突きつけられた彼女は自らをどう守るつもりなのかな?また、彼女を綾小路は助けてやれるのだろうか?