タカツテムの徒然雑記

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妄想先生 4 感想

初登場時点でインパクト充分だったひねり。そんな彼女が話に絡んでくればカオスの度合いは高まるわけで
エミリの存在は色咲に様々な勘違いと妄想を齎したけど、色咲とは違った意味で妄想逞しいひねりがエミリと出逢えばどうなるかは明らか。また、エミリもひねりも高杉への感情のベクトルが高いのもあって、高杉の周囲が彼自身を他所に更に面白いものに

でも、結局は色咲の妄想劇場へと回帰していくのは彼女の妄想力の高さゆえか。折角の体育祭が色咲の独擅場じゃないか(笑)

そんな色咲の魅力が予想外の角度で描かれたのが50話かな
色咲はちょっとした事実から過剰な妄想をして、それは読者にニヤニヤな楽しみを提供するものとなっていたのだけど、それは見方を変えれば色恋へ強い見聞を有していると言えるのかもしれなくて
彼氏の行動に疑念を持つ花沢の不安感を見事に代弁してみせた彼女は凄かったよ。……まあ、決して尊敬できる方向の凄さではないのだけど(笑)


本作にはちょい珍しいタイプの新登場人物、七星リコ。自称宇宙人なんてそれはそれで妄想逞しい…かもしれないけど、色咲やすみれのような妄想ではないからして、どのように話に絡むのかと思いきやオカルト方面で関わってくる感じなのかな?
あと、色咲の記憶に言及する時の問い詰め方はかなり理性的だった点を考えると意外と常識人枠で活躍する展開も有り得るのかも