タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

ホリミヤ -piece- page.13感想

page.13卒業

欠片達の物語も遂に最終回、けど立ち上がりに特別感は無くいつも通り
お寝坊な彼女の髪を弄っていつもと違う髪型に。それが結果的に友達に受けて好印象ってなんだか青春模様に満ちている
そして、その構図がラストに繋がるのだから良いね

些細な力比べから生徒会に全員集合して更にわちゃわちゃするとか日常風景の極みかのよう
特に海に行く話とか、本編におけるドライブの約束を踏まえたものになっている事も合わせ、卒業後も彼らの絡みは続いていくのだろうと期待できるものになっていると思えたよ

本編最終回にも有った誰とも繋がらない世界の堀版
けど些細なきっかけから繋がりが薄かった面々が絡み始める様子は誰とも繋がりが生まれないなんて有り得ないのだと思えるし、本編では透の拾ったピアスを受け取れなかった宮村が、こちらでは堀の携帯を拾っている
運命のような偶然が結局は繋がるべき人を繋げているのだと思えるね

そこから更に堀の述懐へと続くわけか
本編では宮村が答辞のように堀と出会ってからの日々に感謝の言葉を紡いでいた。でも感謝しているのは宮村だけじゃなくて
本編では描ききれなかった欠片達の物語だからこそ本編とは異なる堀の答辞を描けたのだろうね

そしてエピローグ、いつも通りの呼び出しかと思いきや、広がっていたのは見たこと無い堀の姿。恥ずかしいだろうにあれを真っ先に宮村に見せたいなんて可愛らしい
そんな可愛い彼女に合わせて宮村も短くするなんて
本当にこの二人は出逢った事で新たな世界を次々と広げていくね