タカツテムの徒然雑記

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ウマ娘 プリティーダービー Season 3 第6話感想

第6話ダイヤモンド

ダイヤが優美にアホな事してる……

さておき、これまではジンクスと上手く戦えていた筈が背負わされた悲願の重さによりジンクスそのものと果てのない戦いを始めてしまったような
でも彼女が戦うべきはレースそのもの筈で。もはやこれは迷走と呼ぶしかない

サトノ家の悲願、G1勝利はダイヤだけの夢が掛かった勝負ではないから彼女達は苦しむ
ジンクスにより道を絶った先輩を、ジンクスにより道に悩む後輩を知っている。また、サトノの悲願に懸ける大人達の姿も知っている。それら全てがダイヤの背に伸し掛かるから彼女は何としても勝利を掴まなければという想いを強くしてしまう
ジンクスの正体が神様ではなく、彼女自身に成りかけていた

そこへマックイーンが良い手本を示してくれたね
彼女とてレース直前の落鉄という不幸を体験した者。けどそれに負けず勝利を掴んだ。ジンクスの恐ろしさも怖がる必要が無い点も知っている
きっとマックイーンにとってジンクスはレースの香り付けの1種に過ぎない
なら彼女に憧れるダイヤが行うべきは自分の強さを信じる事だけ

ダイヤはジンクスがあるから負けるのではなく、ジンクスがあるから勝てる。その図式にする為に自分の強さを信じる
レース中の雄叫びは魂の全てを絞り出しているかのよう
だからこそレースが終わった後、彼女は歓声に応えるより大泣きする以外できなかったのかな。それ程までに背負った悲願が大きかったのだろうね
勝利のジンクスを掴んだ彼女の姿はとても美しいものだったよ