タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

怪しい壺買ったら、中から美少女が出てきた話。(4) 感想

ようやく始まる大阪旅行。アーヤに本場のお好み焼きを食べさせる為に大阪まで行くなんて随分と気前の良いというか、彼女の為にここまで出来るのかと驚かされる

だから着くまでも、そして着いてからも彼女を喜ばせる為にたかしは奔走するわけだ

 

その意味では初めての大阪を失敗しないようにスマホで予定を固めるのは間違いではなんだろうけど、それは彼女が今浮かべている表情から目を逸らす事になる

気付いてすぐに行動を改めたたかしは偉いね

 

そしてお好み焼きの次に控えるメインイベント、クリスマスプレゼント

ここで意外だったのはたかしがプレゼントを渡す行為がアーヤにとって願いを叶える行為に繋がる点か

アーヤは願いを叶える壺の精だから、願いが叶えば次の持ち主の元へ向かう。つまりたかしの願いが叶えばアーヤとたかしの関係は終わってしまう…

ここでたかしが導き出した答えが良いね。たかしの願いをアーヤが叶えるのではなく、アーヤの願いをたかしが叶える

双方向の関係。一つの契機を終え、これから二人が目指す関係性が見えた気がする巻だったよ