タカツテムの徒然雑記

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贄姫と獣の王 第21話感想

第21話和平と秘密の暴露

アナスタシアという人の手を介しサリフィによって届けられた魔族の親書、それはとても象徴的な出来事
また、サリフィが王の前で語った魔族の普遍性、そして人の王に見出したレオとの共通項
これらを踏まえれば、人と魔族は大きく変わらないから手を取り合えるのかもしれない。サリフィの功績によって人と魔族が結び合う未来が少し見えたような気がするよ

人から魔女と排斥されていたアナスタシアはその原因であるルーツを探っていたのに、今では自分を受け止めるオセロットによって居場所を得た
彼女を通してレオのルーツは知れなかったけど、他方でレオが目指すべき心構えを教えてくれるもの
かといって、レオだけに構えさせるものではないから、サリフィは彼の隣に立つ為に努力するわけだ
そのような希望が見えたタイミングであのような陰謀が起きるとは…

人との和平交渉、サリフィの王妃認定。人が魔族に、レオの本当の姿が魔族に受け容れられる余地が生まれそうな、様々が明るい方へ向かっていた裏で王の正体を暴こうとするセトの暗躍
レオが王として立つバルコニーがまるで処刑台かのように様変わりしたラスト、これまではサリフィに与えられてきた試練がレオに投げつけられた形となったね…