タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

IDOL×IDOL STORY! 3 感想

チーム編成もされてサバイバルオーディションも本格的に開始!というタイミングで受験離脱が発生するとか流石に衝撃が過ぎる…
実際のオーディション番組でも受験とかで一時離脱する事はあるらしいけど、一度乗ったら降りられない感のある客船から普通に降りていく愛音は目立つね

オーディションに挑む一方で別の人生への道も歩む。そういう光景を見たからこそ話題になるのは他の道も持っているのかという点だね
メンバーの中では実力が低い方な小雪が大卒新人としては勝ち組な進路を確保していたのは驚き。そういう話を聞くとオーディションに懸けている者達と微妙な壁ができる。小雪の不幸はその壁を認識できてしまう点か


実力者揃いであっても上手く纏める意識が強すぎて調子が合わなくなってしまったチームヒトエ
偏はリーダーとして気張りすぎてしまうが故にチーム内に不和を齎してしまっている。依吹はその現状が問題と理解してもそれを変える力はない

そう思えば、迷えるタイミングで美海と出会えた事は彼女にとって途轍も無い救い且つ励ましとなったろうね
依吹は何時だって美海に刺激を受けてきた
だからその後の依吹が瓦解しかけていたチームを再建するきっかけを与えられるのは納得の流れ


そういて始まるチームテスト審査はそこまでに培ったチーム力を披露する場となったね

カリンチームは自身の成果ばかりを意識する華鈴が中心の纏まりないチームに思えていた
けれど、華鈴の上昇志向がチームに良い影響を与えていたようで。独善的な華鈴がいつの間にか人を引っ張るリーダーとなっていた
だから、夢がしくじりそうになった時に彼女を引きずりあげられたのだろうね

ただなぁ…自分でしくじりから立て直せず華鈴に引っ張られる形となった夢は評価が厳しそうな…
勿論、あれは先にミスした華鈴の責任なのだけどプラマイで考えるとなぁ……


不安要素の多い面々が集ったミミチーム
最大の問題は紬が歌えるかどうかだったのだろうけど…
紬を励ましつつも裏では彼女が歌えないこと前提で歌割り指示を出した美海は経験を感じさせるね

でもそれは緊張と失敗への恐れが現れてる為かもしれなくて
紬に明かした己の緊張。それでも翻さないステージへの欲求。華鈴とはまた異なるリーダー像は不安要素の多かったチームを纏まった存在に変え、更には一人一人の底力を発揮させるものになるね
誰も知らない鈴や紬の魅力を披露させた美海は流石

だからこそ、そんな美海が実は緊張で一杯一杯だったと知れるステージ後の遣り取りには感動してしまう部分があったなぁ


どのチームも実力を発揮したステージを繰り広げた
そういった光景の後に登場するのが大本命のチームですか
チーム編成されて以来、練習風景も困難も描かれなかったリツチーム。その実力はどれ程のものなのだろうか?