タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

IDOL×IDOL STORY! 1 感想

以前はアイドルとしてステージに立っていたのに今ではアイドルの追っかけをしている美海。それはかつての憧れや輝きを忘れられず居るかのよう。それはとても中途半端だから家族から叱咤される姿
一方で美海のステージによってアイドルの夢を手にした依吹は未だに刺激され続けているようで。その依吹が今度はアイドルを諦めていた美海を刺激するのだから堪らない
ちょっと走るつもりが依吹と競って、謝りたかった筈が一緒に歌う事になって…

きっと、みっともなくてステージにも成っていない歌唱だったのだろうけど、美海が歌への気持ちを思い出すには充分
アイドルと元アイドルの関わりがアイドルの復活へと続く物語なのだと理解できる第一話だったよ


再始動する美海と依吹のアイドルストーリーはオーディション番組を生き残るという形になるわけか
美海は元アイドルとして場数は踏んでいてもブランクは有るし、そもそも自分に光るものが無いと諦めた者。だから何をするでも難しさは有る。必然的に依吹が引っ張る形になる

けど、彼女だって先日まで所属していたグループを辞めて再始動した者。そこに至る経緯が無いわけじゃない
それは依吹にとってのトラウマで。新たな道へ悔い無く歩む為には依吹だってその点を克服しなければならない
意図せぬ遭遇は依吹にその機会を与えるものに成ったのかな


二次審査では早くも美海の底が見えたかと思ったけど、依吹の剣幕とアリアの指導により持ち直せたようで
それにしてはかなりトリッキーなアピールを披露したものだけど。マイクを一旦置いてまた拾い上げるとか美海の迷いが表出している気がしないでもないけど、見方を変えれば短い時間で変化と成長を遂げたとも言える
特に「楽しさ」と「好き」を追求したライブは彼女らしさに溢れていると感じられたよ

それにしてもダンスの方は大コケしているのに何で合格できたんだ……?

何はともあれ三次審査は始まった。初日の課題はまさかの順位付け、これがどう影響するかも謎なら順位付けの基準も謎
いわば疑心暗鬼に成らざるを得ない状況で下手な発言をすればそれだけで憎まれ役になる。しかし初日の課題である以上はここで主導権を握ればその後も有利に働かく可能性がある
その意味では審査員役を提案し自らが立候補した美海の行動は吉と出るのか凶と出るのか…