タカツテムの徒然雑記

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ゆびさきと恋々(10) 感想

新居へ移った雪と逸臣の恋人生活。これまでもお泊り等の形で時間を共に過ごす事はあったけど、これからは時間だけでなく空間も共に過ごす事になる
互いを好き合う二人だから距離はとても近く、それは雪をとてもドキドキさせるものになるようで。というか、いきなりお風呂に一緒に入るとか刺激が強い強い(笑)

他のシーンでもまさかの全裸目撃なんてシーンも有ったりするし
雪の考える通り、同棲とは色々な意味で恐ろしい(笑)

ただ、別方面の恐ろしさとなったのがお隣さんか。顔が最初に出た時は思わせぶりな描かれ方だったものだから、曰くのある人物としての描き方が忠信と勝手に想像していただけに、雪との初遭遇シーンが流血沙汰になるとは本当に予想外
流石に事情が気になる事態だけど、間に逸臣が入ったことでちょっとぼかされたような…


一転して描かれたのが桜志の感情か
雪は逸臣に夢中になっているから今更桜志に対して思う事は少ないけど、逸臣は違うようで。てか、逸臣が桜志を「泣かせたくねぇ」とか「友達」とか本気で思っているとはちと驚き

でも、それは逸臣側が一方的に思っているだけだから、桜志は塩対応継続と。この点は変わらない光景と思っていただけに心の登場に拠って変わるとは思わなんだ
そうか、思い返せば心も逸臣に好きな人を取られていた側だから桜志と似た立ち場なのか。そして心が抱えた些細な鬱屈は桜志に通じるものであると
だからって直ぐに意気投合するとは思わなかったけども(笑)

けれど、桜志と心に違いが有るとすれば、好きな人を取られても逸臣を好きで居る気持ちは崩れなかったし、今はエマの隣にいるという点
桜志と心の境遇は似てるけど、その際に抱いた覚悟が異なる。だから心は桜志が今すべきアクションを助言できるわけか

ここ最近はフェードアウト気味な桜志、心から様々なものを授かった彼はこれから雪への気持ちをどう整理していくのだろうか?