タカツテムの徒然雑記

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弱キャラ友崎くん 2nd STAGE Lv.2感想

Lv.2ハッピーエンドを迎えたあとも人生は続く

紺野をやる気にさせるなんて、伝手を持っていない友崎には難題。それをゲーム的思考によって解決するというのは本作ならではの攻略法
でもゲーム的に考えるからこそ落とし穴に嵌まる。ゲームはボスを倒せばクリアでも人生にクリアは無い。問題解決後の新たな問題には別のアプローチが必要と見えてくるEP

紺野をやる気にさせる為に中村への好意を利用するのは妙手。でも紺野の想いが叶わない状態なら悪手になりえる
ただ、平林への嫌がらせは時間経過で収まる可能性は有ったのかな。そもそも八つ当たりだし、平林は何も返して来ないから
続く花火への虐めは花火が反応し続けるから苛烈になった。紺野は引き際を失ってしまったと言える

双方に過ちがある状態。普段の日南ならここでアプローチの変更を提言出来るのだろうけど、彼女は彼女で花火を肯定する過ち
誰も彼も間違っている状況で人生の攻略法を変えられた友崎だから気付ける別の道筋
花火が誰かに助けられるのではなく、花火自身が自分を助ける為に行う人生攻略。虐め問題を前に本作は新たな局面を迎えそうだ