タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

アオのハコ 第3話感想

第3話ちー

恋愛物語に恋のライバルは付きものだからって針生は嫌な程に千夏との距離が近いね
大喜よりも千夏と仲が良くてバドも優秀で。それは一年と二年という年齢差だけでなく、様々な面での経験値が両者に大差を生み出している
大喜は千夏への恋を叶える為に己に勝ってインターハイを目指すだけでなく、誰よりも千夏に相応しいと示さなければならない訳だ

好きな人の傍には自分よりも凄い人が、なんて光景は心を凹ませる。おまけに針生はインターハイを目指す上で乗り越えるべき壁となる人物
そのような相手を前にしたら嫌な感情を覚えておかしくないだろうに、大喜はバドはバドとして区別出来ているね
だから彼のバドは眩しさを放ち、恋物語も青春らしさに満ち溢れて見えてくるのかもしれない

針生が積み重ねた経験値は千夏にも見る事が出来るのかな。大喜が千夏に魅せられたのもそういった部分だし
大喜の頑張りを見守り、凹んだ時にはバド遊びに誘ってくれる。その振る舞いはとても先輩らしい
他方で千夏が経験者として全て満ちているとも言い切れない。彼女とて同じ家に帰るまでの時間等に何も感じてない訳じゃないと感じ取れる

千夏がそうなのだから針生だって全て完璧という訳じゃない
勝ち試合でも大喜の追い上げに悔しさを滲ませるし、大喜は千夏が好きと知ればからかうような素振りを見せる
何よりもそこに勘違いが含まれるのを判った上で大喜を掌で転がした点にはいい性格してるよ!と言いたくなるね
こうなったら大喜は様々な意味で彼を上回らなきゃね(笑)