タカツテムの徒然雑記

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君は冥土様。 第3話感想

第3話君は雪さん。

穴開けに対して「怖い」ではなく恐れ多くて折檻かと震え出す雪の感性⋯というか人好との関係性はズレている
そこへ人好の妹・李恋が登場し、人好の普通の兄貴っぽさが強調、釣られ3人が並んだ姿が家族っぽくなるのは面白い
そうした変化が最終的に暗殺者らしからぬ天誅へと繋がったのかな

人好が雪の暗殺術にビビったのに対し、李恋は雪の顔から入った為か彼女に興味津々。それどころか暗殺術に関しても肯定的に受け入れているのは懐の広さと云うより興味が勝っている感じかな
それはそれで年相応な普通の反応といった印象。⋯ただ、ウィリアム・テルごっこをして目がしいたけになるのは流石にズレている気がしないでもない(笑)

夏祭りは積極的に楽しむ李恋に同調するかのように暗殺者としての前職やメイド姿も年の差も関係なく、3人共にとても楽しそう
それは雪が体験してきた祭とは全く異なるもので有りながら、場違い感を覚えず多幸感を得られる。それは彼女が人好や李恋の居る普通の日常に慣れてきた証かもしれない

だから、かつての雪の日常に近い騒動が起きた時は少し心配になってしまったな
人好の発言は不注意だけど、彼は思うだけで実行できない人間。対して雪は実行できる人間。だからこそ、雪が暗殺術を行使せず普通の日常的な遣り方に近い方法で天誅を下すシーンには驚いたり
彼女は今の普通を本当に大切にしているんだね

そして人好の不注意発言パート2
思った事を悪気なく優しさを伴って言える彼の性質は本当に良いと思うのだけど、雪は暗殺者として実行できる側の人間であるという認識が圧倒的に足りてない⋯⋯!
家でメイドさんしている女性が突然同級生としてやって来る超展開、次回に何が起きてしまうかが手に取るように見えるよ⋯(笑)