タカツテムの徒然雑記

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ダークギャザリング 14 感想

ここまで本当に長かった、そう思ってしまう程の準備を重ね遂に辿り着いた『弑逆桔梗』決行前夜
52話で夜宵が作戦内容を復習しているけど、改めて考えるととんでもない作戦だね…。けれど、それは到底不可能という類ではなく、理論上は充分可能と思えるもの
神殺し作戦をこのレベルで構想できる夜宵はやはり恐ろしいのだけど、一方で頼りになるね


愛依との会話を経て始まる太歳星君との戦いは幾つものハンディキャップを背負って貰ってのもの。
そもそも彼にすれば小娘相手に全力で挑むなど有り得ないからなのだろうけど、それこそが夜宵にとって勝機に繋がる
勝てれば些末などどうでもいいわけだし

ただ、だからって両者の戦いが幼稚なものに終止するわけではなくて
京都全域を用いた『弑逆桔梗』とそれに抗する太歳星君の手口はどれも大規模で神域の戦いと理解させられるもの
そういう風に考えると、特殊効果を用いているとはいえ、太歳星君とタイマンを張れる鬼軍曹は凄いな…。彼は彼で規格外だったのだと再認識させられたよ…

所変わって、螢多朗サイドも規格外な存在が味方についたね。前々から彼が肩入れしているのは描かれてきたけど、螢多朗に憑依する形で戦闘に参加してくれたのは予想外だし、前鬼・後鬼の名で螢多朗を守護していた式神が意外過ぎる正体だったものだから、あのシーンにはかなりテンションが上ってしまったよ

と、太歳星君との戦いはある程度計画以上に進んでいると思われただけにラストに登場したあの鬼の存在はどう転ぶのか…
ていうか、あの存在ってもう悪霊とか神格とかそういうの飛び越えてない……?