タカツテムの徒然雑記

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戦国妖狐 千魔混沌編 #8感想

#8古恩

絶対強者と成り果て強固な結果に守られる迅火を見た千夜達が求めるのは更なる強さ
迅火と相まみえる強さになるにはどうしたら良いか?それぞれ思い悩む前に現れたのはまた別の強者・泰山
狂い神になった上に断怪衆時代を無かったこと扱い。そんな彼を見ると強さは持つだけじゃなく、どのように活かすのかという点も問題になってくると判るね

強さへの悩みが特に強く出たのは月湖だね
前々からどうしたら千夜に届くのかと悩み続けた彼女の悩みは深いからたまや先人達の助言が必要になるが、それでも実際に強くならない限り悩みは晴れない
千夜に並び立とうとするならば彼女は正道で居られない。だからこその邪道
ヤバい感じの爺さんに師事する事になった月湖はどのような強さを手にし、それを千夜の為に使うのかな?

千夜は幽界干渉で無の民に対抗できるようになった。その意味では単純な強さは頭打ち状態。更なる強者に敵う思う方法が無いから父の助け方も思い付かない
そんな千夜にとって古恩との出会いは良い契機。衰弱した彼をどのように助け、その願いを聞き届けるか
それは己の強さをどう使うかという話に通じるもの

古恩から託された煙管は千夜に父と再会する別の理由を授けるものであり、ただ強いだけで為せるものなど無いと思い知らせるもの
だというのに、千夜の中の闇達が自分達に出来ない事など無いと伝えてくれるのは良いね
己に纏わり付いた余計な弱気を吹き飛ばすような遠吠えは彼がまた一つ成長した証に思えましたよ