タカツテムの徒然雑記

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放課後のアイドルには秘密がある 3 感想

補習は終わっても2人の放課後時間は続くようで
表面的な2人の関係は変わらない。けれど、前巻ラストに現れたように玲の内面は大きく様変わりしたわけで
内心がパニック状態だからってお仕事モードに突入して自制する彼女の様子はかなり面白い事になっていたね(笑)


この巻で目立って描かれたのは玲の多忙さか
前巻のステージが描かれるまでアイドルの玲はそこまで強調されてこなかった。あくまでもひざしの前に居る放課後の玲がメインだった
けれど、この巻ではアイドル活動に励む彼女の姿が何度も描かれるね。特にVlogで一日密着される様子には彼女の負担は大きいのではないかと推察してしまう

だからこそ、ひざしを好くようになった玲にとってひざしとの時間は癒やしとなっているのかな
車中でふと見せた柔らかな表情には彼女の素が現れていたよ

そんな心境だから、拒絶のようなメッセージが送られてくると一転して曇るのだろうけど
21話でのテンションの上下はかなり激しいね(笑)

そうした描写から強調されるようにアイドルの玲にとってひざしとの時間は頼りになるけど、その時間を捻出するのは簡単ではない。周囲が彼女を心配するのは当然というもの
だというのに、その状況で自分は天才なのだからと全部取りへと突き進む覚悟を決めた彼女の姿は輝いていたよ

そして遂に交わされるのは放課後だけど、これまでと違った意味の放課後の約束。このデートは2人の関係を変えるものになるのだろうか?