第10話君と禁断の果実。
人好と雪が家族らしさを突き詰めようとするならばそれこそ家族になるしか無く、互いの恋愛感情はどうなっているのかと初期から気になっていたのだけど、今回はその点をフォーカスした話に
そんな折に人好へ届くのは実父からの通知。家族になれば何もかも温かい関係に成れるわけではないと示唆する表情はだからこそ雪に人好に元気になって貰いたいとの想いの源となったような
それは間接的に雪と人好が家族に近づいているのだとも感じさせるね
ただ、当の本人達は自身の恋愛感情を表に出さないね。雪は恋より家族という感じだし、人好は察して自分の感情に蓋をしている
だから家族らしい遣り取りをするのだけど、それだけに油断した際に飛び出す感情が2人をドギマギさせているね
また、2人を仲介する役割の李恋も良い動きをしている。彼女は第三者的ポジで2人の関係性を言い表してくれる。特に片想い診断はナイスプレー。これにより人好も雪も言葉にする形で相手を特別に想っていると自覚できるもの
炬燵での天誅は図らずもその点を強調する形に
炬燵に潜らせた脚で相手の脚を蹴るなんて家族ならではの悪戯。人好は李恋相手だったからそんな行為をしたのだけど、相手はまさかの雪
そして雪からすればそんな悪戯をされるのは心置きない相手と思われているようなもので
家族的な気安さからした行為が結果的に恋人間の秘密のサインみたくなったのは面白く感じられましたよ