タカツテムの徒然雑記

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時間停止勇者(14) 感想

前巻にて、浮遊するエルフの里を前に「40秒で支度しな」なんて台詞が出た時は遊び心が有るなぁなんて思ったものだけど、本格的にラピュタっぽい展開になったね!
ならルシルの役柄はシータかな?

そういうオマージュっぽい展開はさておき、デシゥスが進める地上侵攻はとんでもない規模で行われているようで
これがセカイの過去改変の結果に拠って生じた破壊なら、普通は責任を覚えずに居られない。けど、セカイはこれまでも絶望的な境地から幾つもの国を救ってきた救世の勇者なわけで
「野望を挫く事ができるか?」と聞かれて短く「できるよ」と返す彼は格好いいね。……もしかしたら深く考えてないだけかもしれないけどさ(笑)

三婆婆の力を借りて突入する天空都市、どのような邪魔があろうと一旦自由に動けるようになれば時間を止められるセカイを阻める者など無い筈で
だというのに、エステルやルシルの力を借りても突破できないデシゥスのバリアは厄介な

というか、気になるのはデシゥスが話す「天空人」に関する情報か。これまで話題に登る事は無かった上位存在、天空文明とはセカイが入り込んでしまったこの世界においてどのような意味を持つ存在なのだろうね?

また、それ以前の問題として今セカイがやっている事は本当にゲームクリアに向かっているのかという点が気になるね
前巻ラストにて暗殺や里の襲撃を回避できた事でクリア表現が出現したけど、変わりに比べ物にならないレベルの大問題が現れた。おまけにフューリィーまで囚われの状態になっている
セカイが言うようにフラグ管理が非常に厄介な流れになっているようで

そんな行き詰まった状態で姿を表したのは驚きの存在。まさか本当に天空文明が存在していたとは…
行き詰まり状態が更に悪化して取れる手など残されているとは思えない状況、それを前にセカイは何を思いついたのだろう?