タカツテムの徒然雑記

主にアニメや漫画・ライトノベルの感想を投稿するブログとなっています。

戦国妖狐 #9感想

#9山の神(前)

考え方を変える、または硬い頭を軟らかくするかのような修行回となったね
破天荒な山の神が導く迅火達の新しい境地。これまで旅を一歩一歩硬く踏みしめてきた彼らには容易に辿り着けない全くの別空間。極端な状況の修業となったからこそ彼らには効果的となったのかな

山の神が操る幻術は神雲達を惑わすもの。正しく進む先を判らなくさせる
でも見方を変えれば幻術なんて既に在ったと言える訳で
闇を誅滅する断怪衆を率いるのに闇と通じていた野禅、闇への愛情により迅火が隠していた人間の家族への絶望
特に迅火は自らの幻術により見るべきものを見えなくさせていたなら進める訳がない

物事を正しく見えないままに歩いてきたから歩み方を変えるような視点が必要で
迅火には己と敵を新しい視点で見る目。真介には目前の障害を切らないとの視点。ならたまはどのような視点を得るのだろうね
また断怪衆の人間とはいえ、子供の首に刃を突きつけてしまった真介は復讐に燃える己をどう変えれば良いのだろう?