あ、この巻で最終巻だったんだ…。大学生編とか続けられそうな気もしたけど、まあ高校卒業が今の面子を揃えた状態でのお終いとしてはキリがいいか
てか中学生編から始まって4巻で中学校卒業してって考えると高校生編って長かったんだなぁ……
作中は高校卒業が近づく時期…なのだけれど、高校3年生の後半なんて受験一色になってしまうわけで
受験に向けて心構えを作る様子やら、受験が終わって大学生になる自分を想像したりと色々と境界が曖昧になる描写がチラホラと
年上二人組と遊んだり、生徒と教師が危うい関係になりかけるシーンを目撃してしまったりと、自分達がこれからどのような存在に成っていくかも意識するような話が展開されるね
その中で大谷との関係は良い意味で変わらないのが良いね
最初のデートの頃は気合を入れた服装をしていた二人も今は気軽な服装に。だからこのような時期に気合を入れればそれなりに大谷を照れさせる服飾を揃えられる
そこで自分らしさを密かに仕込むしゅりは相変わらず感が有ったけども(笑)
それだけに受験が終わってすぐのタイミングでプロポーズが発生するとは思わなかったな。しかも場所が二人が交際開始する事に成った慰安旅行の場所だなんてね
あの時は大谷にタイミングを任せていたら、悲しい事を言われたり口喧嘩したりと散々だった。それだけにしゅりが先制してお願いを要求する形になったシーンには良い意味で二人らしさと二人の成長を感じられたよ
そして物語は締めの段階へ
めぐみとまさ子がシェアハウスするとか、しゅりがあっという間に勤め先を見つけてしまったりとか少しの驚きを含みつつ、それでも最後は彼女ららしい日常へと回帰していくのは良いね
立場や活躍する場所が離れても呼べば集まれる友達がいる。それは子供から成人へと移り変わった中で手に入れたとても尊いものだと思えたよ
頼まれても断らないしゅりが得た頼んで会いたくなる相手との繋がり。それは彼女が最も安らぎを得られる相手だからこそ発生する関係性なのかもね
